更新日時:2021-11-06 19:21:46
投稿日時:2019-03-15 21:06:37
コート・イン・ジ・アクト2 通り魔が町にやってくる
作者: 島田信之
カテゴリー :SF小説
総ページ数:12ページ [執筆中]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
未来に起きる殺人を予知で防ぐSFポリス・アクション・シリーズ、パート2。今度の事件は通り魔だ!
殺人が予知で防がれる社会でも、通り魔殺人はなくならなかった。なぜなら、通り魔をする者は、捕まることを恐れない。裁判で「死刑になりたくてやった」と言うか、無期懲役を望むかふたつにひとつであり、あるいは銃の乱射魔ならば最後に自分で自分を撃ってあの世へ行ってしまったりする。彼らは明日がもう要らない人間なのだから、未来のことは気にしないのだ。
警察は当然現場に先回りして、殺戮をやらかす前に取り押さえようとする。通り魔もそれを承知しているので、捕まる前にひとりでも多く殺そうと考える。「止められるもんなら止めてみろやーっ!」と叫ぶ男を止めるには、銃でBANG!とやるしかない。男の方でもそれが望みでいるものだから、〈予知システム〉のある社会では、通り魔は銃で撃たれて死にたい者がやる犯罪ということになる。
だけれどしかし、中にはちょっと違う動機の通り魔もいるかもしれない……というのが今回のお話。実はハッピーなクリスマスストーリーとしております。
殺人が予知で防がれる社会でも、通り魔殺人はなくならなかった。なぜなら、通り魔をする者は、捕まることを恐れない。裁判で「死刑になりたくてやった」と言うか、無期懲役を望むかふたつにひとつであり、あるいは銃の乱射魔ならば最後に自分で自分を撃ってあの世へ行ってしまったりする。彼らは明日がもう要らない人間なのだから、未来のことは気にしないのだ。
警察は当然現場に先回りして、殺戮をやらかす前に取り押さえようとする。通り魔もそれを承知しているので、捕まる前にひとりでも多く殺そうと考える。「止められるもんなら止めてみろやーっ!」と叫ぶ男を止めるには、銃でBANG!とやるしかない。男の方でもそれが望みでいるものだから、〈予知システム〉のある社会では、通り魔は銃で撃たれて死にたい者がやる犯罪ということになる。
だけれどしかし、中にはちょっと違う動機の通り魔もいるかもしれない……というのが今回のお話。実はハッピーなクリスマスストーリーとしております。
目次
P1... 01
P2... 02
P3... 03
P4... 04
P5... 05
P6... 06
P7... 07
P10... 08
P12... 09