更新日時:2019-04-15 22:08:39
投稿日時:2014-10-04 18:27:50
悠里17歳
著者の作品紹介
生まれも育ちも神戸の高校三年生、倉泉悠里(くらいずみ ゆうり)は、日系二世の父とアイルランド系のアメリカ人の祖母を持つクォーターであるが、そこで生まれたわけでも住んだわけでもないのに彼女には二つの国籍と日本人とは違うDNAを持っている。
しかし、もう一つの国籍も自分の四分の一はアメリカ人であることも両親の離婚により深く考える機会などこの年になるまでなかった――。
「自分」という存在は何なのか?
17歳という人生の岐路に立ち、引っ込み思案でおっちょこちょいの悠里は離れて暮らす家族を尋ね、家族や友達とふれあいながら自分という変わった境遇をもつ存在を見つめ、 自分なりに考えてたくましく成長してゆく、
愛あり、涙あり、笑いあり
の、ほのぼのとした人間ドラマです。
* * *
お知らせ 1
本作は拙作『帰郷』
『帰郷』http://novelist.jp/68969.html
の続編となります。長編です。同作品で登場した小学六年生の悠里が高校生になってからの物語です。彼女のきょうだいを始め、『帰郷』の登場人物も登場します。
2 「短編集『ホッとする話』」の中で、悠里 とサラとのエピソードが短編であります。
さらに、本編の第二章をの直前となる、悠里の姉家族のエピソードを載せました。
「短編集『ホッとする話』」より
『友だち』
『親の気持ち、子の気持ち』
http://novelist.jp/70428.html
3 後日譚として、渡邉めぐみ様の作品『ファースト・ノート』とコラボした物語がいくつかあります。
『幕間10分(悠里の章)』
http://novelist.jp/79118.html
『幕間20分(信洋の章)』
★ http://novelist.jp/79254.html
『幕間30分(湊人の章)』
★ http://novelist.jp/79267.html
『そこまで』
http://novelist.jp/79586.html
『~それから~(湊人・高木編)』
★http://novelist.jp/79795.html
『~そのまえ~(湊人過去編)』
★http://novelist.jp/81108.html
『~そのまえの前~』
☆http://novelist.jp/84499.html
『謝恩会』
(前編)〜すれ違う手と手〜
http://novelist.jp/80853.html
(中編)~手からこぼれ落ちる~
★http://novelist.jp/84548.html
(後編)~その手に花束を~
★http://novelist.jp/88904.html
いずれも独立した物語ですので、よろしければそちらも読んでくださいね 八馬八朔
目次
P106... 登場人物紹介
感想コメント (6)
ステキな感想ありがとうございます。嬉しくて何度も読み返してはニヤニヤしてます。主役を支える脇役たちに光を当てていただいて感激です。 | 八馬八朔 | 2015-11-27 12:54:32
MMと郁さんとグレッグと、篤信さんに朱音さん、アメリカにすむ親戚たち、別れた両親、みんなが悠里の成長をアシストしていることが伝わってきて、みんなこうやって成長できたらいいのにな、と素直に思いました。 | わたなべめぐみ | 2015-11-24 21:01:41
読了です!「自分が一体何者なのか」という葛藤と、「がんばればなんだってできる」と野望と、どちらも持ち合わせていたのが高校時代だったなと懐かしく思い出しました。 | わたなべめぐみ | 2015-11-24 20:53:55
そういえば我が家は長男がレフティです。彼を含め私の友人にはレフティが多くて、なぜかみんな絵がうまくて手先が器用です。不便さはもちろんあるとおもいますが、憧れます(*^_^*) | わたなべめぐみ | 2015-11-16 22:12:53
6章まで読みました!剣道、音楽、家族、血統、が複雑に絡んできましたね。3兄弟それぞれの生き方や考え方が違って興味を引かれます。 | わたなべめぐみ | 2015-11-16 22:11:21
三者面談のシーンまで読みました!郁さんが登場してからぐっとおもしろくなってきました!続き楽しみです。ぼちぼち読みます(*^_^*) | わたなべめぐみ | 2015-11-11 10:07:47