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　鈴置美紗が「あの人」と出会ったのは、国家公務員になって三年目の初夏。異動先で新たなキャリアをスタートさせた美紗は、しかし、まもなく由々しき問題を起こす。それが、許されぬ恋の始まりとなった。

　純愛風年の差不倫モノ、そのⅢです。第四章（４）から始まってます（問題の事件が佳境？に入っております^^;）

　夜の街を見下ろすバーで、カクテルと「カクテル言葉」を軸に、終わってしまった悲しい恋が語られる……というお話です。ごく真面目な若い女性と彼女より二十歳も年上の自衛官が、一歩ずつ不適切な関係へと導かれていく様を、ゆっくり描いてまいります。

　現在「Ⅺ」まで続いております。
　本作の続き「Ⅳ」はこちら（http://novelist.jp/80332.html）です。「カクテルの紡ぐ恋歌」タグをクリックして下されば、「Ⅰ」から「Ⅺ」までがすべて表示されます。


　「Ⅰ」、「Ⅱ」では、次の三つのカクテルが登場しています。

①アイリッシュ・コーヒー
　・ウィスキーベース／中甘口／アルコール度数５度
　・カクテル言葉：「暖めて」
②ホーセズネック
　・ブランデーベース／中口／アルコール度数10度
　・カクテル言葉：「運命」
③ハンター
　・ウィスキーベース／甘口／アルコール度数32度
　・カクテル言葉：「予期せぬ出来事」

　「Ⅰ」、「Ⅱ」を未読の方は、ぜひ「Ⅰ（http://novelist.jp/77840.html）」から順にお読みいただければ、大変ありがたく存じますm(_ _)m


　物語はフィクションです。実在する人物及び団体とは一切関係ありません（本文中に登場する組織名について、防衛省と自衛隊各幕僚監部以外はすべて架空のものです。お話の舞台に似た機関がありますが、組織構成などの設定は大きく変えています）。

　本文に登場するカクテル言葉は、KWHR様のサイト「カクテル言葉」などを参考にいたしました。

（他サイトとの重複投稿です）