完全犯罪研究の「路傍の石」
「ナパームや、機関銃などのような、瞬時に相手を殺戮する」
というもの。
さらには、
「毒ガスであったり、原子爆弾」
というような、
「大量殺戮というものが、人間としての倫理に反する」
と呼ばれるものの開発だったりするのだ。
それらの兵器というのは、民間の企業が請け負って作っている。
大量生産を行うことが可能なので、特に、戦争のように、
「作れば作るほど、需要がある」
ということであれば、それこそ、
「戦争特需」
ということで、
「兵器産業」
あるいは、
「戦争産業」
と呼ばれるものが儲かるということになるのだ。
だから、
「兵器開発」
であったり、
「大量生産」
というものを行うことで利益を出している会社と、国家が結びつけば、これほど怖いものはないといってもいいだろう。
だから、
「世の中から戦争はなくならない」
ということである。
昔のような、
「国家間の宣戦布告による戦争」
であったり、
「同盟国を巻き込む」
というような、世界大戦のようなものはなくなってきた。
というのも、
「核保有国」
というものが戦争に巻き込まれ、
「核保有国同士が直接対決を行えば、全面核戦争」
というものになりかねない。
誰も、
「核の発射ボタン」
というものを押したいなどと思うわけはない。
しかし、いつ何時、
「不慮の事故」
というものが起こり、
「間違い」
ということでも、簡単に核戦争になってしまう。
それが怖いから、冷戦の時代には、
「代理戦争」
という形にしかならなかったのだ。
しかし、
「東西冷戦」
というものが終わり、表向きは、平和になったかのように思われたが、実際には、
「大国同士の争い」
ということではなく、民族間による、
「局地的な戦闘」
というのが、世界各国で起こってきて、いわゆる、
「ゲリラ戦」
というものが繰り広げられるようになった。
それこそ、
「戦争がないと困る」
という連中が、裏で暗躍しているからなのかも知れない。
「戦闘がある以上、どこの国であろうが、武器は売れる」
というわけで、今のところ、
「戦闘が行われている」
ということで武器は売れるということだが、もし、戦闘がなくなれば、
「裏の組が暗躍し、作為的に戦闘を起こさせる」
ということになるだろう。
実際に、半世紀前のマンガなどで、その発想があったりした。ちょうど、
「代理戦争が行われていた時代」
ということだ。
そういう意味では、今よりも、昔の方が、
「時代の核心をついていたのかも知れない」
といえるだろう。
ひょっとすれば、
「代理戦争」
というのも、元々、秘密結社の暗躍から起こった戦争なのかも知れない。
特に、
「世論が反戦運動をしている」
ということで、手を引いた国とすれば、
「本当は最初から、そのつもりだった」
ということで、
「ちょうどいいところで辞めるために、世界に、反戦運動を陽動した」
ということなのかも知れない。
それを考えると、、
「戦争屋」
というのは本当にあるのかも知れない。
ということで、それが、超大国の暗躍による、
「国家ぐるみ」
ということであれば、本当の意味での、
「冷戦」
というのは終わっていないといってもいいだろう。
冷戦ということにしてしまうと、どうしても、
「全面核戦争」
ということから、
「世界の滅亡」
を意味することで、反戦運動というのが起こったのかも知れないが、それがたままた、時代の流れが、国家の暗躍と、世論の感情が、偶然一致しただけかも知れない。
ただ、
「もし、それも計算されたものだった」
ということであれば、
「今の時代が、どこに向かっているのか?
ということを考えると、
「これ以上、恐ろしいことはない」
ということで、それこそ、
「影で暗躍している組織」
というものが、
「本当に必要悪と言えるのだろうか?」
ということである。
そういう意味で、
「秘密結社」
というものは、
「基本的には。金を持っている連中のものでくぁる」
ということであれば、
「すべてを国家ぐるみ」
とはいえないが、
「国家が絡むものがなければ、他にも存在できないのではないか?」
と考えられ、
「警察の秘密結社は、正義でなければいけない」
といえるだろう。
実際の表に出ている警察組織というものは、
「組織」
というしがらみから、
「事件が起こらなければ動けない」
ということで、
「犯罪の抑止」
ということでは、警察はまったく機能していないということだ。
それこそ、昔の特高警察のように、
「存在しているだけで、誰も逆らえない」
というほどの、
「法律で守られる、国家権力を有している」
というものでなければいけないのだろうが、どうしても、
「民主主義」
というものの、
「自由」
という発想から、
「押さえつける力」
というものを持っていなければいけない立場の警察が、何もできないというのは、本当に正しいということなのだろうか?
だから、
「闇の世界」
ということでしか、強力な力を持つことができないということになるのだろう。
そういう意味で、
「自由」
よりも、
「平等」
というものを目指している国家は、確かに、
「カネと政治」
であったり。
「貧富の格差」
というものをなくすという考えかたでやっているのだが、
「自由」
というものを完全に遮断しているために、
「国家が最大級の力を持つ」
ということで、あくまでも、
「独裁政権」
でなければいけないということになる。
つまり、
「政府の方針に逆らうものの存在は許されない」
ということで、国家ぐるみというものが政治を牛耳っているということになり、そのために、
「粛清」
と言われる、
「人員整理」
が横行してきて。
「絶対的な政権を持っている人が、国を制圧する」
ということになる。
ただ、今までの超大国においては、
「世襲」
ということではなく、
「選挙によって選ばれた国家元首」
ということであった。
しかし、実際には、
「世襲ではない」
とはいえ。中には、
「絶対的な力」
というものを目指すやつもいたりした。
ただ、
「国家運営」
ということで、社会を安定させるということで、ある程度の、
「独裁」
というのは、無理もないことなのかも知れない。
もし、政府に国家権力がないとすれば、今の世界のように、
「小規模な組織が、乱立する」
ということで、それこそ、日本の歴史上の戦乱の時代と言われた、
「群雄割拠の戦国時代」
ということになるだろう。
今の世界で行われている、
「ゲリラ戦」
というのも、そもそも、
「政府に力がなかったり、地域的な意味で、民族問題などによって、群雄割拠の時代」
というものになりつつあるといってもいいだろう。
そういう意味で、
「暗躍する秘密結社」
というものは、
「やはり、国家の混乱を防ぐ」
という意味で必要なのかも知れない。
昔でいえば、
「忍び」
であったり
「素破」
などというのが、その役目といってもいいだろう。
作品名:完全犯罪研究の「路傍の石」 作家名:森本晃次



