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仮面ライダー2号へのオマージュ、あるいはパロディ(?)　いわゆる二次創作とはちょっと違うかな？　と思っています。
　ライダーを登場させるのは、あのTV番組のいかにも昭和的な世界が好きなんです。
　そもそも、悪の秘密結社ショッカーにしてからが、どうも本気で世界征服を企んでいる風には見えませんよね、作り出す怪人も等身大ですから、世界征服の足しにはなりそうにないし、戦闘員は蹴散らされるだけだし……でも、『世界平和のために』そんなショッカーと真剣に闘うライダー、一種の様式美かもしれませんね。

　もうひとつ、ライダーも脳改造を免れただけで、本来はショッカーの怪人の一人だったことも魅力です、自らも怪人であるという悲哀を胸に抱きながらも己の信念のために闘うライダー、その図式が良いんです。
　
　それと、戦闘員にもかなりスポットを当てています。
　時代劇の斬られ役のように、ライダーに倒されるだけの戦闘員！　彼らにも父母や兄弟がいて、もしかしたら恋人や奥さんもいるかも知れないのに、幹部や怪人に捨て駒のように使われ、明日はライダーキック一閃で死んでしまうかもしれない仕事(!)に従事しているんです、そう考えるとかなり切ない生き方ですよね、色々なドラマが隠されていると思いませんか？

　ショッカーもかなり特異な企業（？）ですよね。
　待遇は良いので、一度在籍するとあまり転職を考えなくなるようです（笑）
　それ以前に前科モノを優先的に採用していますから、893になるかショッカーに就職するか、ってなもんです。

　半分真面目、半分冗談のように紹介してまいりましたが、本文も大体同じです（笑）
　笑っていただきながら、ちょっと切ない気分にもなっていただければ、執筆の狙いは100％達成です(^^)

　この作品は、ｄノベルズで連載していたものです、そこにはお題コミュニティがありまして、各話ともお題に沿って書いています、ですので参考のためにタイトルの後にお題を書き添えておきます、どんな風に消化しているのかも楽しんで頂ければ幸いです。


2/2
30000字制限に引っかかってテキスト投稿に切り替えたら、8話までが消えてしまいました（笑）
丁度良い機会かと思い、二次から一次へ切り替えて、第一部として再投稿させて頂きました。
コメント、ブックマークしてくださった方、申し訳ありません、今後ともよろしくお付き合いお願いいたします<m(__)m>