更新日時:2014-01-15 13:16:31
投稿日時:2014-01-12 15:35:07
串刺し王の玩具
作者: みやこたまち
カテゴリー :現代小説
総ページ数:13ページ [完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
家業だったレース編の技法「波頭の薔薇」を修得することができず、貧困の家庭にいられなくなった男は、職を求めて国で二番目の都市へやってきた。
無為に日々をすごす男は、宿の女主人に「病気に違いないから病院へいくべきだ」と勧められ、押し切られる形で病院へかかる。
診察は尋問のように行われ、なすすべも無く療養所送りとなる。
気がつくと男は「串刺し王の玩具」と呼ばれる塔の内部にいた。そこでは、「飛ぶもの達」の集会が行われていたのだ。
出口の無い塔を自由に出入りする飛ぶものたちを尻目に、男は食料を求めて塔の内部をさまよい続ける。なぜ、生きようとするのかも分からなくなった時、遠い日に、母が丹精していたレース編に出会う。男は螺旋階段を駆け上がり、空を見上げる。飛ぶものたちの出現を待って……(別サイトへの重複投稿あり)
無為に日々をすごす男は、宿の女主人に「病気に違いないから病院へいくべきだ」と勧められ、押し切られる形で病院へかかる。
診察は尋問のように行われ、なすすべも無く療養所送りとなる。
気がつくと男は「串刺し王の玩具」と呼ばれる塔の内部にいた。そこでは、「飛ぶもの達」の集会が行われていたのだ。
出口の無い塔を自由に出入りする飛ぶものたちを尻目に、男は食料を求めて塔の内部をさまよい続ける。なぜ、生きようとするのかも分からなくなった時、遠い日に、母が丹精していたレース編に出会う。男は螺旋階段を駆け上がり、空を見上げる。飛ぶものたちの出現を待って……(別サイトへの重複投稿あり)
目次
P1... 0.抜粋
P2... 1.街は霧の中にあった
P3... 2.串刺し王の玩具
P4... 3.波頭の薔薇
P6... 4.診断
P8... 5.成層圏迄はどんなに急いだってひと月はかかるものと思わなくてはならん
P9... 6.死にたいなら、場所を選べよ
P11... 7.昇れ。昇れ。そこに全てがある
P13... 8.塔はさらに伝承を加えた