小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

SUBTERRANEAN CANAL オンライン

INDEX|19ページ/20ページ|

次のページ前のページ
 


 あの首を持ち帰るだけで金貨が200枚。ガルシアの首があの場所に転がっているのは、今のところはこの若い魔法使だけしか知らない筈である。
 再びあのフィールドに向うには、中堅クラス以上でそれなりのパーティーでなければならない。しかし、あのフィールドにまだ首が転がっている保障はない。あったとしても、腐敗を考えればそう日数もないだろう。
 1人カウンターで考えを巡らしている若い魔法使に、声をかける女。

 女 「昼間っから酒なんか飲んでいるのか

聞き覚えのある声に若い魔法使が振り向くと、命を拾ってくれた女僧侶が立っていた。女僧侶は若い魔法使の肩に軽く手をかけ

女僧侶「1人になったんだろ?

一瞬、魔法使は張り紙に視線を向けて、すぐに戻した。

女僧侶「その男のことを知ってんのかい?
魔法使「いや、観たこともないハンターです

女僧侶はその反応に少しだけ怪しむ心がうまれていた。こんな未熟な魔法使が何を知っているのかと。

女僧侶「その賞金首を狙っているの?
      やめておいたら フフフ 今のアンタでは危険な男よ
魔法使「貴方は御存知なんですか?
女僧侶「知っているって言えば、知っているし
      知らないって言えば、知らないともいえるわ

       アンタ 名前は?
魔法使「スカパルです
女僧侶「ゴルデワよ
         ちょっと顔かしなよ、スカパル。
            悪いようにはしないからさ。
            1人になったんじゃないのかい

 ゴルデワはスカパルの酒代の銀貨を一枚懐から取り出し、カウンターの上にパチンと置いて店主にひと声かける。先に歩いてスカパルを外に誘い、2人はギルガメッシュの酒場から出た。

 立て付けの悪い店の扉を抜け出ると店前には聖騎士、ビショップ、聖騎士、女シーフが立ち話をしている。扉の開く耳障りな音を合図にその4人が2人のほうに振り返る。
 若い魔法使はこの4人に見覚えがあった。ガルシアの首が転がるあの場所で見かけた面子。生死の境にへたり込み、地獄に落ちかけていた際、あのバトルフィールドを勇猛果敢に走り過ぎたあの一団の中にいた顔ぶれであった。
 女シーフはゴルデワの横に立つスカパルの顔を見て、あからさまに呆れ顔をしている。

ゴルデワ「うちの新しい魔法使候補を連れて来たわ
                どう ナカナカでしょ?
女シーフ「アンタまた顔で人選してきたのねっ!
聖騎士「呆れてなにも言えんな
ゴルデワ「この若いの、悪運だけは誰にも負けないッて
女シーフ「まったく…
聖騎士「早死にするのは本人なんだぜ
ゴルデワ「首から上は鍛えられんでしょうがぁ〜♪

スカパル「………。





   【 第2話 ガルシアの首 】


 NAME    CLASS  AC  STATUS   MP  SEX  AGE
 ディレイド  聖騎士   6   179/179  54/54  ♂  27
 ケズゥ    聖騎士   7   168/168  61/61  ♂  28
 極星     ビショップ 3   144/144  97/97  ♂  27
 ゴルデワ   僧侶    3   142/142  89/89  ♀  25
 ヘンラ    シーフ   4   113/113  45/45  ♀  25
 スカパル   魔法使   3   065/065  58/58  ♂  19