小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
笠井藤吾
笠井藤吾
novelistID. 1876
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

更新日時:2010-04-02 19:56:19
投稿日時:2010-04-02 00:21:29

イカ×スルメ

作者: 笠井藤吾

カテゴリー :ボーイズラブ・BL小説
総ページ数:10ページ [完結]
公開設定:公開  

読者数:0/day 32/month 4233/total

ブックマーク数:17 users
いい作品!評価数:16 users

Twitter Facebook LINE
 

著者の作品紹介

生もの注意。イカ×スルメ、ソフトイカ×スルメのスルメ総受け。
えっ、擬人化?愛があれば生のまま食べられるんです。擬人化なしです。




魚介類の中でも特に上流階級な生のイカと、下層階級にあたる乾物のスルメ。スルメは実は縁起のいい名前じゃないからスルメはアタリメと名乗っていた。
が、マイカはそれを笑う。スルメは同族のマイカとは主従関係。スルメのが身分が下。だから笑われてもただ恥ずかしさに堪えて、はい、はい、ということを聞かざるを得ない訳だが、マイカはそれが面白くない。マイカはドS。



「申し訳ないと思うなら、君、水に潜れよ」
「…ッ水、に…!?」
「あはは、君なんかふやけちゃって、おもしろいんだろうな。ぐちゃぐちゃになった君は、僕みたいになるの?生のイカみたいに?」
「……っ」
「あははは!ならない!ならないよねえ!柔らかくなったって、そう、君の肌は薄汚い茶色!一生そのまま!」
「おやめ下さい…!」
「僕に口堪えするなよ。むしろ、事実だろう?真実を口に出してはいけないルールでもあるのかな?だとしたらそれは何故?君が傷つくから?そんなに固い癖に?」
「マイカさまっ…」
「ねえ、ねえ、君とっても臭いね?それは僕らと同じ磯の香りかい?違うよねえ!?その臭くて臭くて仕方ないのは、君の体臭だものねえ!」
「…っ、う…」
「あはは、もっと泣いてよ!ねえねえ、今どんな気持ち?どんな気持ち?ふふ、君はほんとう、いじめがいがあるね」


みたいな、どうですか。


------

誰得?私得に決まってるだろう。
エイプリルフールにやった話ですが、12時から0時までのタイムリミットの中で即興で作った話なので、色々ご容赦ください。

※タグにソフトサキイカとついていましたが、ただしくはソフトイカでした。すみません。

目次

P1... プロローグ
P2... 届かない白
P3... 君の好きなとこ
P4... やわらかな痛み
P5... 愛じゃない
P6... 海の声
P7... ストライカー
P9... 耳を澄ませば

感想コメント (3)

イカである事をたまに忘れそうになりますね・・・。漫画にしたらすごいシュールなものになりそうだなぁ、とちょっと笑いました。 | ツイスター | 2010-10-04 18:28:20

すごくすごくおもしろかったです!イカなのに切ないです、言葉が重いです、でもイカです・・・っ! | 万丈(青猫屋玉) | 2010-04-23 02:06:29

ネタ半分で読み出して、泣いていいのか笑っていいのかわからなくなりました(笑) | 退会ユーザー | 2010-04-03 05:29:46

この作品に対する情報提供