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「べ、別に良いよそんなの…… マイはマイでしょ?」
「ちょ、不破さん、私の話を聞いて!」
「マイ、ありがとうね、元気出たよ」
「不破さんっ!」
「大丈夫、アタシ無駄使い止める、それとチヅルちゃんに謝るから、ジャ〜ネ〜」
「待ちなさい、コラァ〜〜っ!」
 私は恥ずかしい秘密を知られて私は顔が熱くなった。
「まぁ何はともあれ良かったぜ、あっ、そうだ。まだ時間あるし、これからデートでも……」
「こんのぉ〜〜〜っ、バカ兄貴ィィ――ッ!」
 私の全ての怒りを乗せた一撃が顔面に炸裂、兄貴は勢いよく吹っ飛ばされた。
 この時周囲の人達は何事かと見ていたが怒りで我を忘れた私は兄貴に向って罵倒した。
「この変態大王っ! セクハラ魔神! アンタなんか大っっ嫌い〜〜っ!」
「ちょ、ま、舞っ? オレは舞の事が……」
「うっさいっ! 死んじゃえバカァ〜〜〜っ!」
 私はマウンドポジションを取るとバカ兄貴の顔を殴り続けるのだった。
 事件は解決した。不破さんも元気になっただけど私は納得できなかった。