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昔々の哲学者はこう言った。
「知性を得ることで人間は人間としてとして生きることができる」
彼らは理性の中に正義を求め、知性の中に理想の世界を求めた。
それはある意味で正しく、ある意味で間違っていたのかもしれない。


世界は変化を求めている。
それは生命の理のようなものだろう。
本能は己の形を変えて、中心（ココロ）を変えて生きる事を欲する。
理性は変化を恐れ、形あるモノに執着をする。
ただどちらも望んでいるのは自己の存在の継続である。


ここに滅びゆく種がある。
自ら変わることを選んだモノと世界が変わることを望むモノ。
一見違うように思うが彼らは同質の存在だ。


彼らの先にあるのは存続か消失か。
選択権は彼らに委ねられている。

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!!　CAUTION　!!

作中に表現上猟奇的な内容や残酷な表現が出てくることがあります
苦手な方はご注意ください

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2011.3.7　サイトに掲載している部分と相違があり、修正
表紙と目次の追加をしました
2011.4.17　4章を更新
2011.4.19　一部修正。
2011.5.22　5章,Epilogueを更新
　　　　　　まだまだ続くと思いますが、ここで序盤戦完結です。
2011.6.08　思い出したかのように一部表現を変更。
　　　　　　アジアとか欧米とか分かんない予定だった。。。よ。。。。

2011.9.24　閑話休題、世界観を別ページにて公開
2011.9.24　別ページにある世界観に、主として出てきていたキャラクターの紹介シートを追加しました
2011.5.19　誤字や表記等を校正したサイト掲載と同一にしました。
　　　　　　別段、内容に差異はありません。