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過去と未来の人類

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 という時代に起こったもので、
「第二次世界大戦以来の有事」
 とまで言われた、
「世界的に共通の大事件」
 ということで、
「一国だけでの問題ではない」
 ということを、世界人類が思い知ったことからであった。
 だから、2030年というのは、実際には、その間に、節目ごとに諸問題があったのだが、実際に、
「その問題が解決できたのかどうか分からない」
 ということで、
「問題提起はあったものの、ハッキリとした解決策というものが対策として取られなかったことで、時間が無駄に過ぎてしまった」
 という時代であった。
 だから、
「歴史の答えとして正しいのかどうか分からない」
 と言われているが、実際には、
「今までの歴史においても、同じことだ」
 といってもいいだろう。
 確かに、過去の歴史を見ても、
「結果として、あの事件に対しての対策が間違っていたのか正しかったのか?」
 ということは、分かっているわけではない。
 分かっていないくせに、専門家は、ハッキリとした検証をしていない。
 いや、
「検証というものはしているのだろうが、実際には、それを公表しない」
 というだけのことなのかも知れない。
 ということは、
「検証結果が、決していいものではなく、それを公表することで、世間をいたずらに混乱させるだけ」
 ということになると考えたのかも知れない。
 それを考える時、過去の歴史で気になるというのが、
「バブル崩壊」
 という事象だった。
 当時、バブル時代というと、
「実態のないもの」
 ということであり、しかも、
「事業を拡大すればするほど、儲かる」
 と言われていた。
 つまり、
「事業拡大競争に乗り遅れると、時代に取り残される」
 ということで、
「儲かる会社」
 というのがあれば、取り残されてしまえば、倒産するところも出てくるだろう。
 当時は、誰もが、
「バブル経済」
 ということ浮かれていて、しかも、社員は、会社が事業拡大するということで、
「24時間休まず働く」
 というのが美徳だと言われた時代だった。
 特に、
「スタミナドリンク」
 などがたくさん売られた時代であり、今でいう、
「ブラック企業」
 のようなものは、当たり前にあったといってもいいだろう。
 そもそも、
「働き方」
 というものよりも、
「会社の利益」
 というものを優先するという時代で、社員としても、
「仕事をすればするほど、見合った給料がもらえる」
 ということで、
「身体を壊してでも、金が儲かれば」
 と思っている人も多かったことだろう。
 しかし、そんな、
「バブル景気」
 という時期もそんなに長くは続かなかった。
 それこそ、
「10年も続いていない」
 といってもいいだろう。
 ただ、この期間というのは、
「バブル景気」
 というものが当たり前だという発想を世の中に植え付けた。
 だからこそ、
「バブル崩壊」
 というものが起こった時、
「一体誰が、バブル崩壊など予測できたことだろう」
 ということで、あまりにもいきなりの崩壊で、誰もがどうしていいのか分からない状態になっていた。
 それこそ、
「自然災害に巻き込まれた」
 といってもいいようなものだったことだろう。
「その当時行われていたことで、事業拡大は正義」
 ということで、
「財テクなどをしない企業は、会社ではない」
 とまで言われたくらいだったので、銀行なども、
「企業が、借り受けをしたいといってきた金額よりも、たくさん融資する」
 という形を取ったりした。
「利子で利益を出しているわけなので、必ず貸した金が返ってくるという保証があれば、たくさんの金を貸すだけ銀行も儲かる」
 ということである。
 借りる方も、元手が大きいほど、たくさんのことができるので、儲けにつながるというもので、
「世の中ですべての人が儲かる」
 という図式になっていたのだ。
 しかし、考えてみれば、
「お金というものには限度がある」
 というわけで、ただ
「足りなくなれば、造幣局で増刷すればいい」
 ということになるのだろうが、実際にはそれに見合う、商品に限りがあるのだ。
 つまり、
「カネはたくさんあるが、物資が少ない」
 ということで、
「貨幣価値が下がる」
 ということになると、
「インフレが発生する」
 ということで、崩壊ということを予知できるのではないだろうか?
 銀行が行う、
「過剰融資」
 というのも、今の時代であれば、
「これほど危ないものはない」
 と簡単に気づくのだろうが、当時は、
「本当に誰も気づかなかったのか?」
 と考えれば、実に恐ろしいことである。
「結局、バブルが崩壊するということは分かっていた」
 ということであり、
「混乱を招かないようにするために、どこかの力で、かん口令が敷かれていた」
 ということになるのではないだろうか。
「崩壊予知」
 というものができたとしても、
「それによって、どれほどの被害が起こるか?」
 ということが想像できるものではない。
 つまりは、
「下手に騒いで、社会をいたずらに混乱させると、本当にバブルがはじけた時、収拾がつかなくなる」
 と考えたからだろう。
 もし、そこまでの混乱がないとも考えられるのであれば、それは、
「甘い考え」
 というものが、今後も続くということになるだろう。
 本来であれば、
「何かの有事が起こった時」
 というのは、絶対に検証というものが必要で、それが、
「国民に知らせるべきものは、必ず知らせる」
 ということにしておかないといけないはずのものが、またしても、ここでも、かん口令が敷かれ、発表しないということになれば、それこそ、
「本末転倒」
 といえるのではないだろうか?
「国家による隠蔽体制」
 というのは、政府だけではない。
 警察は、官僚などの組織には当たり前のようにある体質であり、それこそ、
「ドラマになりやすい」
 といってもいいだろう。
 そんな隠蔽体質ということとは少し違うが、
「タイムマシンの開発」
 であったり、
「ロボットの開発」
 というものは、ずっと行われてきた。
 実際には、影で行われているということであり、国民からすれば、
「表に出てきていないのだから、研究なんかしていないんだろうな」
 と思う人も多いだろう。
 実際に、国家プロジェクトということであれば、
「国家予算が使われる」
 ということで、実際に携わっている省庁が、その予算をねん出することになるだろうが、実際には、
「文部科学省」
 ということであろう。
 その中でどこが携わっているのかなどの細かいところは分からない。
 実際に、国民のほとんどは、
「研究すらしていないんだろうな」
 と思っているはずで、そう考えるのは、
「できるかできないか分からないものを、血税を使って無駄遣いされても困る」
 と考えるからだ。
 本来であれば、
「ロボット開発」
 というものも、
「タイムマシン開発」
 というものも、
「人類の存続」
 あるいは、
「延命」
 というものに関して考えれば、
「これほど重要なものはない」
 といってもいいだろう。
作品名:過去と未来の人類 作家名:森本晃次