一感情全偶然
と思うことだろう。
就職活動にしても、
「入った会社が、また倒産であったり、合併されるという浮き身を見ることになってしまったら」
ということで、どうしても、慎重になり、簡単に、仕事も決められないということになるだろう。
だから、問題なのは、
「就活に入る前の、分析」
ということになるだろう。
「どこでもいいから職を」
ということで闇雲に探すと、そのほとんどで、全滅するということもあるだろう。
特に、
「雇う方とすれば、経験者でないと」
と考えるのは、
「年齢を考えれば当たり前」
ということだ。
「これから、新しく育てる」
などというのは、それこそ、
「現実的ではない」
といえるだろう。
今回決まった会社は、実は、
「以前の会社のライバル」
にもあたるのだった。
最初会社名を見た時、
「これはダメかな?」
と思ったが、何とか面接もそつなくこなし、入社できたのだった。
後で聞いた話では、
「もちろん、君のことは知っていたさ。だけど、それでひいきをするつもりもないし、相手の会社の情報を得ようなどという気持ちもなかった」
というのだ。
そもそも、
「合併された会社」
ということで、今は、
「システム移行などというものが行われている」
ということであろう。
だから、
「教えてもらった」
としても、それは、
「あくまでも、旧システム」
ということで、
「何の足しにもならない」
ということになるのだ。
今回の会社合併というのは、
「大量リストラ」
という意味では、
「ひどい目に遭った」
ということであろうが、就活ということに関しては、
「功を奏した」
ということだったのではないだろうか?
それを考えると、ことわざとしての、
「捨てる神あれば拾う神あり」
といったところであろうか。
就職できれば、結構とんとん拍子だった。
「相手が欲しがっている人材」
ということで、しかも、
「営業効果にも影響してくる」
ということで、ありがたがられるという感じであった。
就活が終わって、半年の研修期間というのは、実にあっという間ということであった。
元々、会社を辞めることになって、確かに年齢的なものであったり、世論の一般的な話を聞いていれば、
「職を選ばなければ、何とかなる」
ということであった。
確かに、
「人手不足」
などと言われている。
もっとも、そういう職種というと、
「看護」
「介護」
などの分野であれば、
「資格が必要」
ということであり、それよりも、
「想像以上の肉体労働」
ということになる。。
つまり、
「体力ということになると、絶対的に若い人が有利だ」
ということになるだろう。
実際に、
「何とかなる」
と思っていた、単純作業のような職種を、ネットで選んだり、職安からの紹介で行ってはみたが、そのすべてに、
「今回は縁がなかったということで」
ということになるのだ。
やはり、
「肉体労働や、客商売の経験がない」
ということと、年齢的なもので弾かれるということであった。
応募がある先をいくつか面接に行ったが、結局、
「肉体労働ですが、大丈夫ですか?」
と言われ、
さらに、
「経験はないんですね」
と念を押されたのを思い出すと、
「同じ時期に応募した若い経験のある人に決まったんだな」
と考えるのだった。
実際に、
「どうしてダメだったんですか?」
と聞いてみると、
「20代の若い人に決まった」
ということであった。
「自分が面接官でも同じだろうな」
と考えてしまったのだ。
そこで考えたのが、
「人材派遣会社からの紹介」
という形である。
そうすれば、自分で探して、他の人と同じレベルでの応募となるわけで、同じ立場であれば、若い人が有利なのは当たり前であろう。
となると、
「人材斡旋の会社」
であったり、
「職安のような公的機関」
というものに、
「人材あっせん」
という会社も少なくはない。
その中には、
「経験を生かした職探しを主に考えている」
というところもあり、
「そこからの紹介」
ということであれば、
「段階というのは結構あるかも知れないが、着実にゴールにたどり着ける」
ということであった。
もっとも、このメリットというのは、
「途中に、派遣会社が絡んでいる」
ということで、
「給料が、直接契約よりも高い」
ということが言えるかも知れない。
ただ、メリットもあれば、デメリットもある。
つまりは、まずデメリットとして、
「登録しても、すぐに、自分に合う仕事があるかどうかわからない」
ということ、さらに、もう一つとすれば、
「派遣先の会社から、派遣会社をきる」
ということで、いきなり切られることもある。
ということだ。
ただ、これは、個人契約でも同じことなので、そこまで考えることはないかも知れない。
それよりもメリットとしては、
「派遣先をきられたとしても、派遣会社に登録していれば、次の会社を見つけやすいということもある」
というのだ。
また一から登録しなおして、派遣会社に自分のことを知ってもらうという必要がないということである。
そういう意味で、
「派遣、斡旋会社を途中にかます」
というのは、
「他でも職を探せる」
ということから、
「就活を行う上での、一つのツール」
と考えれば、十分にありなことだといえるだろう。
だから、今回の就活は、実際には、そのメリットやデメリットを、
「肌で味わう」
というところまではいっていなかったが、
「勉強にはなった」
と思ったのだった。
そこまで、切羽詰まった状態になることもなく、何とか、就職できたのは、ありがたかったといってもいいだろう。
就職してから、最初の3か月くらいは、
「会社を知る」
ということで、いろいろな部署を見て勉強するという形であったが、その時点で、弾く先が決まるのだが、
「最初から決まっていた」
と言わんばかりに、
「宣伝部への配属」
ということで、辞令が下りたのだった。
とはいえ、研修期間というものが終わったわけではなく
「あと3か月は、配属部署内における研修」
ということであった。
この世で一番好きな人
実際には、前の会社でしていたことと、そこまで変わるわけではないが、中には、
「明らかに違う」
ということもあった。
経験者というのは、どうしても、前にしていたことが頭にあり、
「あれが、正解なんだ」
と考える人もいるだろう。
実際に、宣伝部に配属され、その中でも、また課が別れていた。
「デザイン」
という観点で、製作するという、
「製作課」
と、それを宣伝を売り込むという、
「宣伝営業課」
というものであった。
一応、どちらも経験があるということであるが、希望は、
「製作課」
ということで、希望通りの配属になったのだ。
しかし、3か月の研修期間ということ、その間、
「宣伝営業課」
で、見習いとして先輩に同行したが、そこで思いもよらぬ、かつての営業相手に出くわすということは、ありがたいことであった。



