中途覚醒
と言われるようになると、
「社会現象」
ということで、それほど騒がれることはないだろうが、
「暑さのために、事故が増えている」
ということを、何ら考えずに、世間に吹聴してしまうと、それこそ、
「世間はパニックになる」
ということで、
「政府や社会が、何か対策を取る」
ということをしないと、
「政府が悪い」
ということになる。
少なくとも、ほとぼりを冷ましておかないと、
「パニックを引き起こせば、その原因も、政府にある」
ということになる。
だから、
「政府とすれば、かん口令を敷く」
ということにしないといけない。
「余計なことが広がってしまうと、どうせ、政府がどうしようもできない状態であろうがなかろうが、まるで、世間に自らのブーメランを投げるようなものだ」
ということになる。
マスゴミというのは、
「政府に対して攻撃できる隙がある」
と思えば、そこをついて、徹底的に攻撃してくる。
つまり、
「政府を攻撃することで、自分たちの記事が売れれば、社会問題になった」
としても、そこに、道義性というものは、関係ないと思うのではないだろうか?
マスゴミというものが、
「どれだけ社会に対して影響力があり、責任があるか?」
ということを分かっているはずなのに、それでいて、逆に、
「世間を煽ろう」
とするのだから、その責任の重さは、計り知れないものがあるだろう。
もっといえば、
「過去においての、事件であったり、事故の中で、一定数は、マスゴミによる世間への陽動というのが、影響している」
ということで、
「これほどの罪はない」
といってもいいだろう。
ただ、今回のような状況は、さすがに、
「マスゴミも自重している」
というのは、
「ここで騒いでも、その責任の所在を、誰かに押し付けて、世間を煽る」
ということができないからだ。
「暑さによるもの」
といって世間を煽ったとして、
「じゃあ、誰が悪い」
といって、言及できるわけではない。
「国家に文句を言っても、警察に文句を言っても、その事情を信憑性のある、納得のいく説明がつく」
というわけではない。
「国民が納得のいくような説明ができなければ、それは、オオカミ少年のようなものだ」
ということにしかならないだろう。
「実際に、マスゴミというのは、誰かに責任を負わせることで、社会を混乱させてきた」
ということが罪だということになるのだが、
「それも、納得のいく説明」
というものが、曲真理にもできるということから、実際に記事を見た人が信じることで成立するものではないだろうか?
「まったくのデマだ」
ということであっても、それを、
「少しでも信憑性がある」
ということで煽るからこそ、世間が混乱するのである。
それが、一種のマスゴミのテクニックというものであり、
「信憑性もなく、誰も信じないようなことであれば、最初から、煙も出ない」
ということになるだろう。
少しでも信憑性がなければ、
「オオカミ少年」
というのも現れないといえるのだ。
そういう意味で、
「気温が上がったから、事故が増えた」
というのは、実際に信憑性がない。
それどころか、
「もし、それが正しいとしても、だからといって、その解決法が簡単に見つかるわけではない」
つまり、
「煽るだけ煽って、結局、解決できないのであれば、最初から混乱させるようなことを言うのは罪だ」
ということになる。
だから、この事実は、誰も公表することはなく、かん口令が敷かれたのだ。
このような、
「都市伝説」
と言われるものは結構あるだろう。
実際には、
「もっと信憑性の高いもの」
もいっぱいあり、しかし、それでも、
「世間に公表する」
ということで、起こるパニックを考えると、公表できない。
というものは、
「都市伝説」
であったり、
「陰謀論」
ということで、
「ウソか本当かの判断は難しい」
ということだが、
「実際に、その論議が行われている」
というものが、存在している場合である。
しかも。
「ものによっては、国家間の陰謀論」
というものがあり、
「絶対に公表できない」
というもののはずなのに、どこかから漏れてしまっているのか、それだけ、
「秘密保持」
というものを完璧にしないといけないところにもスパイがいるのか、それとも、
「何か、簡単に漏れる」
ということが
「あってしかるべきなのか?」
と考えられる。
実際に、交通事故に対して、
「地球温暖化」
ということによって、
「事故が多発する」
ということが問題だということが、
「陰謀論」
ということで言われているが、実はもう一つ、
「陰謀論」
と呼ばれるものがあったのだ。
というのは、
「最近の交通事故において、精神疾患による事故が多い」
ということであった。
そもそも、精神疾患の人が、
「どこまで運転が許されるか?」
というのは、免許更新の際に、
「医師の診断書」
というものが必要で、
「それによって判断される」
というものであるが、
「それが、少しずつ甘くなってきている」
とも言われていて、
「これも陰謀論」
と言われているのであった。
そんな交通事故が多発する中で、実際には、
「ほとんど、昔と変わっていない」
と呼ばれるところであったり、むしろ、
「事故は減っている」
と呼ばれるところもあった。
しかし、それでも、
「交通事故が増えている」
というのは、
「昔は、こんなところで事故など起きなかった」
という場所で、
「交通事故が増えてきた」
ということになるのか、それとも、
「昔から頻発していた」
という場所で、
「実際に増えてきている」
ということなのか?
正直、よく分からなかった。
警察はそこまで調査しない。調査するとすれば、
「民間の会社くらい」
ということであろう。
そこが調査した結果として、書籍化された内容が、
「オカルト的な都市伝説」
という内容であり、人々の興味をすすったこともあって、その本は、結構売れたのだった。
そもそも、
「根拠のないところを、いかにも根拠がある」
ということでの煽りがあったので、皆の興味をそそったのだ。
「これらのやり方は、昭和の頃の陽動作戦ということで、マスゴミがよく行っていたものだ」
当時とすれば、
「あざとい」
と言われながらも、興味をそそるということで、皆が飛びついた。
時代は違っても、その基本に変わりはない。
「昭和のそんな時代を知っている人は、ほとんどが、現役を引退しているにも関わらず」
にである。
「懐かしい」
という人がいても、知っているわけではない年齢なので、その言葉に信憑性はない。
それでも、一定数がそう言っているのだから、その興味は、同じようにそそられる何かを持っているのだろう。
それは、明らかに。
「時代を超越した」
ということであり、
「オカルトとしての都市伝説」
というものを感じさせるに違いない。
それを考えると、
「オカルト伝説」
というのは、昔から紡いできているものであり、
「おとぎ話」



