悠々日和キャンピングカーの旅:⑪信州・富山の旅
満を持して、ではないが、タオルを持って、温泉に向かった。少し塩分が含まれた湯の中で体を伸ばして、体も頭も、ゆっくりすることができた。
「ジル」に戻る際に広い駐車場を見渡すと、キャブコンは2台のみだがバンコンが多く、一方で、普通車の車中泊が多いことに驚いた。
夕食を作るのが気力的につらかったので、簡単にできて、すぐに食べられるものと思いながら食品棚を探すと、パウチに入ったユッケジャンがあった。それを電子レンジで温め、パックご飯もチンして、湯を沸かして作ったインスタント味噌汁、まだ残っていた子持ちホタルイカの沖漬けと鮎の甘露煮も摘まみながらの少々豪勢な夕食を平らげた。
夕食後に食器を洗おうとしたところ、出発する際に満タンにした89リットルの生活水が無くなっていたので、ポリタンに入れていた飲料水を使って、食器を洗った。
今日は称名滝まで歩き、その体を先ほどの温泉で癒したものの、まだ少し疲れ気味の様で、旅のルーティンの「旅のメモ」を書き終わらないうちに眠くなってしまった。おやすみなさい。
作品名:悠々日和キャンピングカーの旅:⑪信州・富山の旅 作家名:静岡のとみちゃん