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歴史が答えを出す周期

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 さらには、双極性障害というのは、それだけを患っているというよりも、他の病気を併発している可能性が高く、そのため、何種類もの薬を服用している人がたくさんいるのだ。
 しかも、
「〇〇障害」
 というのもたくさんあり、それだけに、症状だけで、その病気が何なのかということを診断するのは、医者でもかなり難しいといってもいいだろう。
 特に、双極性障害おように、
「薬を絶対に必要とする」
 という人が、
「うつ病ですね」
 と診断されてしまうと、悪くなる一方である。
 しかも、
「医者のいうことだから」
 ということで信じ込んでしまって、他の医者に罹れば、分かることも、信じたせいで分からずに、
「取り返しのつかないことになりかねない」
 ということになるであろう。
 さらに、双極性障害というのは、
「うつ状態と躁状態を繰り返す」
 というもので、一番怖いのは、
「鬱状態から、躁状態に変わる時だ」
 と言われている。
 というのは、
「躁状態になると、一瞬、病気が治った」
 と思うのだろう。
 しかし、実際には、治ったわけではなく、もっと危険な状態になるのだ。
 つまり、躁状態というのは、
「今の自分なら、なんでもできる」
 と感じるのだ。
 しかも、その前のうつ状態が、
「俺は何をやっても、ダメなんだ」
 という気持ちで悶々としているのだから、躁状態になると、今度は
「なんでもできる」
 ということで、実際には、まだ抜けきっていないうつ状態、いわゆる、
「混合状態」
 というのがあるので、
「死にたい」
 という気持ちが残っていたりするのだ。
 だから、そんな状態で、
「なんでもできる」
 と思うのだったら、その気持ちは、
「今なら、死ねる」
 と思うのだ。
 だから、衝動的に自殺を試みたりするのではないだろうか?
 考えてみたら、自殺する人の中には、
「ハイな状態」
 になることで、電車に飛び込んだりするという人もいるというではないか。
 実際に、
「死にたい」
 と思っているわけではないのに、
「薬の副作用」
 で、衝動的に自殺をするというのもあったりした。
 昔、社会問題になった、
「インフルエンザの特効薬」
 として登場した頃の、
「タミフル」
 という薬は、その副作用から、
「衝動的に、マンションの自分の部屋から飛び降り自殺をする」
 ということが多く発生し、社会問題になったのも、
「記憶に新しい」
 と思う人も、少なくはないだろう。
 そういう意味で、衝動で自殺をするということがないように、今では研究が進んでいるわけだ。
「世界的なパンデミック」
 が襲ってきた時、ワクチン問題が大きく世間を二分したが、反対派の中には、この時の、
「タミフル」
 のような効果を恐れている人も多いだろう。
 何といっても、薬なのだから、本来であれば、
「数年の臨床試験期間を経て」
 というのが当たり前だが、そもそも、最初の初動の時点で、
「水際対策」
 という点で後れを取り、
「学校閉鎖」
 などという、
「いたずらに混乱を招くという状態に巻き込んだのは、どこの誰か?」
 ということである。
 急に、
「緊急事態宣言」
 というものを行ったり、
「海外でワクチンができた」
 と言えば飛びついてみたり、つまりは、
「海外がやることに、右倣えの状態だ」」
 ということである。
 海外から、
「日本は、一番先に突進しろ」
 と有事の際に言われれば、この国のソーリは、
「自分が逃げてでも、国民を盾にして、難を逃れようとするに違いない」
 ということである。
 それは、ソーリに誰がなっても同じことで、
「ソーリの自分が死んでしまえば、この国は?ゆかない」
 という、とんでもない勘違い野郎になってしまうことであろう。
「俺の変わりは誰もいない」
 と思っているのかも知れないが、
「お前の変わりなど誰でもできる」
 と言いたい。
「世界的なパンデミック」
 の最中、中傷画として、
「バイト急募」
 と言って、内閣が、
「ソーリのバイト」
 を募っているという設定で出されたものがあった。
「ただ、他の人が書いた原稿を、読むだけの簡単なお仕事です。読み間違えても大丈夫。給料が減ることはありません。誰にでもできるアルバイト」
 というような皮肉を込めたものがネットに出たりした。
「まさにその通り」
 と思った人は、きっとたくさんいることだろう。
 それこそ、
「表現の自由」
 が保証された、
「民主主義国家」
 ということである。
 他人に対しての誹謗中傷は許されないが、政治家というのは、
「批判されて給料をもらっている」
 ということでもあるのだ。
 何しろ、
「我々の税金で飯を食っていて、その税金で、政治を行うのだ。どっかのソーリは、それを日本人に使わずに、他の国にポンと渡すなど、言語道断なことをしているのだ」
「もちろん、日本人が、困っていなくて、お金が有り余っているのであれば、それでもいいのかも知れないが、今にも死のうとしている人がたくさんいるこの国で、その人たちに目を向けることをせずに、自分の海外での地位を保ちたいというだけの一心でそんなことをするのだから、言語道断を卓越している」
 と言ってもいいだろう。
 日本という国は、そんなに金があるわけではない。むしろ、
「潜在的な借金で、
「血を流しながら、先の見えない延命をしているだけ」
 と言ってもいい。
 この国の、年金問題、雇用問題、物価の問題と、問題は山積みであり、しかも、政府の言っていることは、いちいち、辻褄が合っていない。
 貧富の差は広がる一方で、完全に、
「民主主義の悪いところだけを背負ったような国ではないだろうか?」
 それを思うと、
「国民の三大義務って何だっけ?」
 ということになるであろう。
「教育」
「勤労」
「納税」
 というものが、根底から崩れていっている。
「教育」
 というのは、あくまでも、
「教育を受けるものは権利であり、受けさせることが義務なのだ」
 ということになれば、考えてみれば、今の時代は、
「先生ほどブラックな商売はない」
 と言われている。
 毎日の平均実働時間が、10時間というのが、そもそもめちゃくちゃで、しかも、すい明時間を削ってまで仕事をしていたり、
「休みなんてない」
 という人だっているくらいだ。
 教育する側がそのような状態で、権利として受ける方も、まともな教育が受けられるわけはない。
 勤労というものもそうだ。
「安い賃金で」
 とうことで、外人どもは雇うくせに、日本人は雇わない。
 しかも、今の時代は、人手不足が大きな問題になっていて、特に、
「少子高齢化」
 という問題もあり、企業の平均年齢は、どんどん上がっていくのだ。
 ということは、
「一人が定年退職すると、あとからどんどん続いていき、最終的イに、皆、定年退職後の再雇用」
 ということになる。
「終身雇用」
「年功序列」
 という考えがある程度崩壊してきたことで、会社も、後進を育てなくなった。
「どうせ、教育しても、辞めていく」
 ということからであろう。
 もっと問題なのは、
「もし、後輩が入ってきたとして、その人に先輩が教えるだろうか?」
作品名:歴史が答えを出す周期 作家名:森本晃次