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パラレル国家の真実

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 だから、ここは、センシティブな問題として、民主主義における
「基本的人権の尊重」
 というものの制限と、
「元々、最初からあったといえるかどうか?」
 という意味で、疑問が残る、平等というものが、ここには存在しないことで、
「国家の最高機密」
 とされてきたものであった。
 これが暴露されると、
「他の国でもやっていない研究を、この国が行っている」
 ということで、大問題になるのは、必至だった。
 しかし、それでも、このことが暴露されて、一番世界という、
「世間的に、一番問題ない」
 ということで決まったのが、日本だったのだ。
 だから、これは、世界各国の機密としては、
「公然に秘密」
 ということであり、
「誰も、そのことに逆らうことができない」
 というものだったのだ。
 ということは、この施設は、あくまでも、見つかった時の、言い訳として、
「人類の恒久平和のため」
 ということにするためということで、日本が選ばれたのだが、実際には、その時の大きな世界の問題として、どのような作戦になるかということは、本当に、さらに機密であったということで、一部の機密だったのだ。
「二重にも三重にも、まるで、マトリョシカ人形のように、どんどん機密が深まってくると、そこに出てくることから、今のような、個人情報の問題が出てきたというのも無理もないことだったのだろう」
 だから、他の国ではそこまで言われていないが、日本で言われるようになったことであるが、それを、
「コンピュータ開発」
 ということの弊害として起こってきた、
「コンピュータウイルス」
 という問題である。
 これは、
「国家とは関係のない組織が、暗躍して、自分たち組織の利益のために暗躍している」
 と言われているが、実は別の話もひそかにあったのだ。
 これも、最高機密の中から生まれた噂なので、表に漏れるということもなかったのであるが、
「コンピュータウイルスというのは、実は、国家の暗躍ではないか?」
 ということであった。
 確かに、コンピュータウイルスの開発は、国家に関係のないところで起こった、ただの、
「金儲け組織の暗躍だった」
 ということなのだろうが、実際には、この機密を、実は日本政府が、この組織を買収し、日本政府の組織として扱うという、一種の、
「諜報組織」
 ということになったのだ。
 というのは、
「二重人格性」
 ということと、
「石ころのような機能」
 を使うことで、
「人間のロボット化」
 あるいは、
「サイボーグか」
 ということをたくらむという考え方により、コンピュータウイルスで得られる金よりも、さらに、たくさんの金が入ることになり、ロボット開発では、どこの国も苦戦しているが、他の、
「核開発」
 であったり、
「宇宙ロケット開発」
 というような、兵器に近い開発では、百歩近くおいていかれているところか。日本の場合は、
「平和憲法」
 というもののおかげで、それらの研究は、
「してはいけない」
 ということになっていた。
 だとすれば、日本という国がいかに、うまくやっていくのかということになると、
「日本は、他の国がしていない未来に向けての開発をしなければいけない」
 ということになるのだ。
 そうなると、
@ロボット開発」
 であったり、
「タイムマシン」
 の開発などの、具体性のない研究に見出すしかないのであった。
 表向きは、
「他の国が開発したものを、日本なりに加工することで、精密機械に関しては、日本の右に出る国はいない」
 ということで、輸出に関して、大きな一歩を踏み出し、どんどん景気はよくなり、国としては、全世界でも、アメリカを抜いて、
「トップ」
 ということになった。
 しかし、それは、実際には、
「国家による、カモフラージュでしかなかった」
 というのは、
「日本という国は、そうやって表に、見事に戦争から復興して、今では世界一の国になったのだ」
 ということを示していたが、それでは気に入らない国がいくつか出てくる。
 そこで、それらの目をごまかすという必要がある。
 そのためには、できるだけたくさん資金を手に入れて、
「これで少々は大丈夫だ」
 というところまで行き、国家は自主的に、
「破綻する」
 という青写真を作り、実際にそうなってしまったのだ。
 それが、いわゆる、
「バブルの崩壊」
 というものであり、実際に。その崩壊によって、経済はガタガタになり、日本よいう国は、表面上は、
「まったくそれまでと違う国になってしまった」
 といってもいいだろう。
 だか、考えてみれば、
「バブルの崩壊」
 というのを、これだけたくさんの政府要人であったり、有識者であったり、経済学者がいるわけである。
 一人として、
「こんな世の中になる可能性がある」
 ということを、声を大にして言わなかったのか?
 ということである。
「本当に誰も分からなかったのだろうか?」
 あとから考えれば、
「小学生にでも分かりそうなこと」
 というのは、確かに、あとからであれば、
「何とでもいえる」
 というわけだが、それだけのことで許されるのだろうか?
 昭和の終わりに、
「バブル経済」
 というものがあり、その後には、平成に突入することで、
「バブルの崩壊」
 というのが起こったのだ。
 それにより、日本は、神話であったはずの、
「銀行不敗神話」
 が崩れ去り、結果として、
「銀行の破綻」
 というものから、それを助けるために、
「吸収合併」
 という政策がとられた。
「前が何という名前の銀行だったんだっけ?」
 というほどに、その名前すら忘れてしまっているのだ。
 それが、バブル経済の正体で、それ以後、
「非正規雇用の促進」
 などということや、一番大切なことは、
「経費節減」
 ということになり、企業が、
「内部留保の確保」
 に走るということで、それこそ、
「まわりがどうではなく、自分の身は自分で守らなければいけない」
 ということになったことであった。
 それを考えると、日本のそれまでというのが、いい悪いは別にして、
「終身雇用」
 というのと、
「年功序列」
 という制度があり、それが日本経済を少なくとも、バブル崩壊まで支えてきたといってもいいだろう。
 それでも、国家が破綻することもなく、最近に起こった、
「世界的なパンデミック」
 においても、
「被害がなかったなどということは口が裂けてもいえないが。まだ、他の国に比べてましだった」
 という人がいて、その人がいうには、
「内部留保のおかげで、日本はかなり助かった」
 ということであった。
 これが、
「幸か不幸か」
 ということなのか、
「災い転じて福となす」
 ということなのか。
「ただの偶然なのか」
 難しいところではあるが、いかに世の中で、少しでも、頭を使わないと出てこない結論に達したのだから、
「日本という国のすごさは、そこにある」
 といってもいいだろう。
 そんな中、水面下で、ずっと戦後から続いているものがあった。これは、ブレることのないもので、これが、
「ロボット開発」
 であったり、
「タイムマシンの開発」
 であった。
作品名:パラレル国家の真実 作家名:森本晃次