後味の悪い事件(別事件)
「植民地」
を持っていて、
「それこそが人種差別と言えるのではないか?」
ということなので、
「欧米の国」
は、自分たちのことを棚に上げて。他の国が同じようなことをしたとしても、そこには、何とか自分たちの正当性しか示さないということになるのではないだろうか?
そんなことを考えると、
「第一次大戦から、こっち、ドイツばかりを見せしめにしたことで起こった戦争だということを、誰も意識していないのだろうか?」
ということである。
世界大戦が終わると、今度は、
「東西冷戦」
というものが巻き起こり、
「世界というものは、結局、歴史に何も学んでいない」
と言えるのではないだろうか?
それと同じことで、今回のパンデミックは、政府が、結果として、政策の間違いやトンチンカンな政策をぶちまけたことで、
「政府が、関係各位、さらには、国民一人一人を相手に、喧嘩を仕掛けている」
という風にしか見えてこないのであった。
それを考えると、このパンデミックという状態においては、
「何が正しくて、何が悪いのか?」
ということが、混沌としてきていて、それが、カオス状態になっているといってもいいだろう。
それを考えると、
「結論として、政府は、ポーズだけで、国民のためを一切思っていない」
ということであり。
「ポーズをとるためだけに、協力してもらわなければいけないはずの関係各位を敵に回して、孤立している」
といってもいいだろう。
何と言っても、前のソーリの時の、オリンピック問題からして、とんでもなかったではないか。
「国民の、7,8割が、中止にすべきだ」
と言っているのに、強引に強硬した。
そもそも、日本というのは、
「民主主義国家」
ではなかったのか。
少なくとも、
「過半数に達してさえいれば、それが一番強い」
というのが、民主主義の鉄則だったはず。
最初に、選挙を行って、誰も、過半数に届かなかった場合は、
「上位二人で、決戦投票を行う」
というのが、当たり前の方法ではないか?
「二人での決戦帳票であれば、まったくの同数でもなければ、必ず、決するわけだからである」
だから、
「投票者を奇数にして、棄権ということ、白紙での投票を禁止するか」
あるいは、
「もし、棄権や白紙を許して、同数となれば、再度違う方法で決める」
という形もありではないかということである。
同じ立場の投票者を募ればいいだけで、そこまでしてこそ、
「それでこそ、民主主義国家の決定方法だ」
と言えるのではないだろうか?
それくらい当たり前のことを、しようともせずに、
「民主主義の基本」
というものをひっくり返し、自分の都合を押しきろうとするのだから、
「これは、もう民主主義ではない」
と言えるのではないだろうか?
ここまですれば、さすがに支持率は最低となるのも当たり前。
自分の党員からも、
「あなたの下では、選挙に勝てない」
といって、若手が、騒ぎ出す。
それはそうであろう、
今まででも、
「政府与党」
という名のもとに、ギリギリ、比例代表制のおかげで、何とか、国会議員に残れていた人にとっては、支持率がそのまま選挙に影響してくるわけなので、
「あなたの下では選挙を戦えない」
ということになる。
だから、若手からの支持はまったく得られず、それを見ていた政党内の重鎮から、
「今回の総裁選には、出馬しないでほしい」
という、最後通牒のようなものを言われて、結局、退陣するしかないという状況に追い込まれ、
「内閣解散」
というようなことになるのだった。
そのあたりから、どうも、
「政府の独断専行というものが許されるのではないか?
という風潮が出てきたのか、その次に、ソーリになった男は、マジ、
「史上最悪:
だったのだ。
ソーリになって、1年とちょっとで、どれだけの独断専行を行ったというのか?
考えてみれば、かなりのことをやっている。
「戦争をしている国に対して、日本という平和憲法を持った国は、最低でも、中立を保たなければいけないのに、片方の国に、無償援助をして、片方の国に経済制裁をする」
というのである。
確かに、
「侵略をした」
ということでは、責められるべき国なのだろうが、それも、あまりにも、ピンポイントで歴史を見ているからで、
「その間の歴史や、交渉の事実を知らないのか」
それとも・
「知っていて、その事実が自分たちに都合が悪いということで、国民を欺くために、片方の国を悪ものにしよう」
というのか、あるいは、
「日本を属国扱いしている国に、忖度して。まるで、隷属国のように、その国にへいこらすることで、このような対策しかできない」
というのかである。
実にそのどれをとっても、情けないではないか。
どうしても、日本は、その国に従わざるをえない。
何といっても、その国の、
「属国なのだから」
ということである。
日本は建前上は、
「独立国」
ということになっているが、国家のトップである政府が、その国の属国として、日本を収めているのだから、しょうがない。
その国は、
「武器を買え」
といってくれば、それを無視することはできないということで。日本は、逆らうことができない国になっていた。
そういう意味で、最近は、SNSなどで、
「陰暴論」
というのが、実しやかに囁かれている。
「某国から、日本人全滅計画を立てられている」
というようなものである。
実際に、どんなくらいのことなのか分からないが、言われてみれば、
「確かに、日本という国は、いろいろな国から狙われていて、それをどうすることもできない絵憲法になっている」
と言える。
本来であれば、世界でも、
「永世中立国」
というものが存在し、
「彼らと日本とは、どこがどう違うのか?」
と聞かれて、どう答えていいのか分からない。
しかも、そん、
「永世中立国」
というのは、平和憲法ではない。
そもそも、軍隊もあり、さらには、最新兵器だって持っていて、戦えば、かなり強いことだろう。
そもそも戦争を起こした国があれば、他の国は、
「どちらかに加担ですか」
あるいは、
「中立を表明するか?」
になるのだから、永世中立というのは、いちいちその時に、中立を宣言しないでもいいというだけの、
「戦争反対の、平和国家」
ということではないのだ。
ということであった。
今のソーリの独断はそれだけではなかった。
「国葬問題」」
も、本来であれば、
「国会を開いて、国会議員でしっかり話をして、それを政府が決定事項を実行する」
というのが当たり前のことであるのに対して、
「政府は、国会の開かずに、独断専行」
として行ったのだ。
さらに、一番ひどいのは、
「自分たちの支持率が下がった」
ということで、政府は、
「何とか、支持率回復」
ということで、その方法として、
「少子高齢化問題」
に首を突っ込んだのだった。
「子育て支援」
というものを行えば、子育て世代の票が得られるということで、実際には、少しだけ支持率が回復し、
「政権維持ギリギリのラインだった」
というところから、
作品名:後味の悪い事件(別事件) 作家名:森本晃次