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一触即発の謎解き

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 一つの回答に対して、いくつかの信憑性のある。しかも、繋がりのある話をしていることが、一番だった。
 だから、前者と巧者では、明らかに後者の確立を取りたいと思うだろう。
 なるほど、統計学でも、その資料が、
「少なすぎても、多すぎても、信憑性に欠ける。適度な数が一番信憑性がある」
 と言われているような気がするのだった。
 夢に関しての、統計的な話を、それほど聞いたこともない。調べても、なかなか出てこないだろう。
 もちろん。
「調べ方が悪いのだ」
 ということになるのだろうが、ひょっとすると、そのあたりの研究は、
「門外不出」
 なのかも知れない。
 一種の国家機密的なことが含まれているとも考えられる。
 例えば、
「夢を使っての心理学テストであったり、軍事的な作戦で、このあたりの、
「信憑性のある情報が、敵国に漏れてはいけない」
 というのがあるのかも知れない。
 実際に、戦争状態でなくとも、今の時代は、
「サイバーテロ」
 などと言われるように、ネットの世界では、
「絶えず、戦闘状態だ」
 といってもいいだろう。
 例えば、日本のような国が、アメリカのような国に、情報がすべて筒抜けになっていて、しかも、それを、
「両国で、承認されている」
 というような、まるで、
「国民をまったく無視したかのようなやり取りが、実際に、水面下で行われていないなどということを、誰が証明できるというものか」
 ということであろう。
 結果として、
「誰が一番得をするか?」
 ということであり、
「その得をした人が与える影響が、国にとっていいことなのか、それとも、一部の特権階級にいいことなのか?」
 そんなことは、
「太古の昔と変わっていない」
 と言えば、ほとんど誰もが納得することだろう。
 夢というのが、そういうものであるとすれば、その先にあるものが、
「洗脳である」
 ということは、分かり切ったことなのだろう。
「洗脳」
 つまりは、催眠術であったり、脳波の中に、何かのチップを入れたりして、脳波を狂わせ、こちらのいうことを聞く一種の、
「ロボットのような人間」
 というのが、
「洗脳されるということになるのであろう」
 洗脳というと、生身の人間の脳に、チップを埋め込み、そこで、人間を、思いのままに動かす。
 それによって、何ができるかというと、
「宗教団体においての、数の理屈を作るということができる」
 サクラとでもいえばいいのか、
「この人の説得力で、洗脳されたうえで、さらに、チップを埋め込んで、その人を、こちらの思い通りに動かす」
 というものである。
 宗教団体というのは、完全に、
「秘密主義」
 である。
 逆にいえば、
「悪の秘密結社」
 というのも、
「宗教法人」
 として認められれば、
「法人」
 としての、権利を得ることができる、
 それを隠れ蓑にして、
「悪の秘密結社が暗躍する」
 というのが、昔からの、特撮モノなどであったりしたではないか?
 例えば、
「自分の近しい人物である、たとえば、恋人であったり家族などが、自分が知らない間に、悪の秘密結社の手によって、彼らの手下と入れ替わっている」
 というような恐ろしい話を想像したことがあるだろうか?
 これらの話を、信じ込んでしまうという人がいたとして、このような状況のことを、
「カプグラ症候群」
 といい、一種の、
「精神疾患」
 として考えられているというのが、
「最近の精神疾患の中には入ってきている」
 という話を聴かされることもあったのだ。
 今から約半世紀前の、ちょうどテレビが家庭に普及し始めた頃の特撮ドラマには、そういうのも多かった。
 さらに、SFマンガ的な話の中には、その、
「悪の秘密結社」
 というものが、
「地球を侵略にきた宇宙人」
 という発想があるということであった。
 つまり、
「宇宙人の方が、科学力は勝っている」
 ということである。
 そもそも、まだ、月にさえも行けていなかった当時の地球人の科学力と、
「地球人が知らない、宇宙に知的生命体が存在しているところから、地球という星を調べて、侵略にやってくるのだから、当然、我々地球人には、太刀打ちできるはずのない科学力を持った知的生命体に違いない」
 ということである。
 宇宙には、
「果てしなく広がった世界があり、地球人が達することのできない光の速度でも、何千年と掛かるところの星が、今光っている」
 ということで、
「今光っているあの星は、今から何千年も前に光った光なんだ」
 と言われると、
「じゃあ、あの星は、もう今はないかも知れないな」
 と思うと、それだけで、
「神秘的だな」
 と感じさせられるものである。
 宇宙において、
「果てしない」
 という発想は、それだけ、ロマンをもたらすものだが、今は、粒子力学によって、さらに、
「マルチバース理論」
 というものが証明されようとしていたりする。
 基本的に、地球から飛び出した宇宙というのは、
「一つの宇宙」
 という発想である。
 一つとはいえ、構成しているものにはいくつかある。
 たとえば、地球のまわりで一番最小単位といえば、
「太陽という恒星のまわりをまわっていて、その引力と、光の恩恵によって、存在している」
 というのが、
「太陽系」
 というものである。
 さらに、そこは、上から見れば円になっていて、横から見れば、楕円というか、少し歪ではあるが、中心部分が膨らんだ、一見、
「宇宙船」
 のような形のものが存在しているという、いわゆる。
「銀河系」
 というものがある。
 いわゆる。
「星雲」
 と呼ばれるもので、同じような星雲として有名なのが、
「アンドロメダ星雲」
 というわけだ。
 ちなみに、このような、星雲であったり、星の名前というのは、基本的に、
「ギリシャ神話」
 から命名されている。
 ということは、古代ギリシャで作られた神話を元に作っているということは、これらの星は星座というのは、
「古代から考えられていた」
 ともいえるだろうが、ただ、これらの宇宙を考えた科学者が、
「宇宙の星を見て、名前がないと分かりにくいということで、星座の図を作った時に、ギリシャ神話から、引用しただけだ」
 とも言えなくもないだろう。
 もちろん、本当に古代から続いていて、それが証明されているかどうかまでは分からないが、そういう疑問が起こっても、無理もないことなのであろう。
 さて、ギリシャ神話において、つけられた星座の一番遠いところがどこなのか?
 ということは、誰が分かるというのか、今の科学力であれば分かるだろうが、少なくとも、ガリレオの時代までは、
「地球が回っている」
 などというと、処刑された時代だったではないか。
 それ以前の時代に、そんなに正確な星の世界が分かるわけもないということであろう。
 そもそも、
「人類の最初というのは、どうやってできたのだろう?」
 ということを考える。
 普通であれば、男と女が、
「まぐわう」
 ということで、子供が生まれ、
「そこから子孫が紡がれていく」
 というものであるが、聖書などでは、
「アダムとイブ」
 がいて、日本では、
「イザナギ、イザナミ」
作品名:一触即発の謎解き 作家名:森本晃次