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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
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悠々日和キャンピングカーの旅:⑧霞ヶ浦・房総半島(茨城千葉)

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■旅のハイライト
 旅先を決めないままに自宅を出発。そういうことは初めてだ。それでも、思い出深い6泊7日の「キャンピングカーの旅」になった。
 この旅の紀行文を、これまでの1泊2日や3泊4日の紀行文と同じような密度で執筆したところ、少し長めの紀行文になってしまったため、日別のハイライトを以下に紹介する。

・1日日(5ページ):
  「甲府盆地」で夕方、振り向き様に見えた南アルプスの北端の山々が、私に、学生の頃の登山の記憶を思い出させてくれた。

・2日目(10ページ):
  日没後に走った山梨県から埼玉県に抜ける山間の「雁坂みち」、その車窓風景を見たくなり、翌朝、山麓まで引き返したところ、興味深い景色と出会った。加えて、大学のキャンパスの散策もできた。

・3日目(15ページ):
  娘夫婦が私の退職の「慰労会」を開いてくれた。感謝、感謝。孫にも感謝。

・4日目(16ページ):
  「筑波大学」の広いキャンパスを走りながら、学究に相応しい雰囲気を感じ、そこで学ぶ学生たちの将来を期待した。「霞ヶ浦」で見た夕陽の後に浸かった温泉で、この日を締めくくった。 

・5日目(22ページ):
  砂丘を掘り込んで建設された堀込式港湾の「鹿島港」、自然と波が作った「犬吠埼」、自然が残る「九十九里浜」、それらの違いが面白く、そう思っていた時、頭上を成田発の飛行機が飛んでいた。

・6日目(30ページ):
  車窓風景は北から、断崖絶壁・砂浜・リアス式海岸・岩海岸と変化に富む千葉県の「外房の海岸」、TVドラマで見た海の民宿「ダイヤモンドヘッド」の建物、巨大な男根、色々と見て楽しんだ一日だった。

・7日目(36ページ):
  高校生の頃から見たかった「富津岬」、走りたかった「東京湾アクアライン」、行ってみたかった「海ほたる」、旅の最終日は長年の思いが叶った日になった。

 このひとり旅では、何かの拍子に、これまでの人生の幾つかの場面を思い出すことが多かった。一方で、これまでの仕事関係の事は何ひとつ思い出さなかったのは不思議だった。
 それが、退職して、次の「セカンドライフ」というステージに入ったことを意味しているのだろう。そんな私自身の「今」を十二分に楽しんだ「キャンピングカーの旅」だった。