悠々日和キャンピングカーの旅:⑧霞ヶ浦・房総半島(茨城千葉)
最初の「伊豆半島の旅」の紀行文を執筆したのは、その旅の1年後で、その間に、6回も旅に出掛けていた。
パソコンに保管している伊豆半島の「旅の写真」を眺めながら、「旅のメモ」を何気なく読み返していると、昨日の事のように思い出してしまった。その時に思い付いたのが、紀行文を執筆して、愛読している月刊誌「オートキャンパー」の「日本列島くるり旅日記」に投稿することだった。
先ず、その紀行文のタイトルを考えた。「伊豆半島のキャンピングーの旅」ではオーソドックス過ぎる。
既に7回も旅に出ているので、タイトルの中に、私自身の旅への思いや姿勢を表すことはできないかと考え、四字熟語を色々と調べたが、的確なものはなかった。
そこで、いっそのこと、四字熟語を造ってはどうかと考え始め、のんびりと天気の良い日に旅をしたいことから、“悠々”と“日和”の二つの言葉を組み合わせた四字熟語の“悠々日和”を創造し、それを“のんびり”と読むことにした。わずかこれだけのことだが、何回も考え直して、3日も費やした結果だった。
その結果、タイトルは「悠々日和(のんびり)キャンピングカーの旅:伊豆半島」になった。パチパチ!
紀行文の執筆は、パソコンの「Word」を使うことにした。
「旅のメモ」は、①・・・、②・・・、のように箇条書きになっているエクセルのデータをワードにコピペして(コピーして貼り付け)、それらの前後の結び付きを施し、ネグる部分はネグって(不要な部分は削除して)、最後まで一気に書き終えるのが、私の執筆のスタイルだ。
その中に、地勢や歴史について触れたい場合は、旅の際に立ち寄った道の駅等で入手した観光パンフレットやネットで調べた情報を参考にしながら織り込み、それらがトリガーになって、「旅のメモ」に書いていなかった心情や、「旅の写真」を見ながらの思い出した車窓風景を文章で表し、更には「キャンピングカーの旅」以前の事で、訪れた土地での思い出があれば、それを差し込んでいる。忘れてはならないのは、「キャンピングカーの旅」ならではの部分を必ず、織り込むことにしている。
月刊誌「オートキャンパー」には、これまでに3回投稿し、1泊2日の「伊豆半島の旅」と、3泊4日の「びわ湖一周の旅」の紀行文が掲載された。紀行文と一緒に送付した写真は、紀行文の適切な位置に、適切な大きさで掲載されていた。
しかし、このnovelist.jpには写真は掲載されないため、その分、文章で表現しなくてはならない。それが苦労するポイントだ。
ところが、旅の紀行文を何回か執筆していると、「旅のメモ」の内容の不十分さを感じ始めた。
そこで、「旅のメモ」のエクセルのフォーマットを改善して、食事の内容、出費の詳細、車窓風景や情景、その時々の心情、等々をメモに加えられるようにして、紀行文の執筆に相応しい材料にしてきた。
以上のような手順で執筆した紀行文「悠々日和(のんびり)キャンピングカーの旅:霞ヶ浦・房総半島」をご一読ください。