悠々日和キャンピングカーの旅:⑧霞ヶ浦・房総半島(茨城千葉)
そこからは、今日の車中泊予定の道の駅「保田(ほた)小学校」を目指すことに決めた。道の駅のガイドによれば、廃校となった小学校跡を活用したとのことで、それに興味が湧いたためだ。
野島崎灯台からすぐのところにある道の駅「白浜野島崎」に立ち寄るも、ここも定休日だった。
そこからは、房総フラワーラインに入り、洲崎(すのさき)を回る海沿いを走ることにした。すると、なかなか大きな、ちょっと洒落た感じ道の駅「南房パラダイス」があり、期待して、広い駐車場に入るも、ここも定休日だった。
洲崎の先端に灯台があるようだが、間もなく夕方になってしまうことから、寄らずに先を急ぐ方が賢明な気がして、立ち寄らず。それからは、保田小学校に向けて、ひたすら走った。途中で日が暮れて、さほど広くない道を北上していった。
この房総フラワーラインの南房エリアには道の駅がかなり多い。
昼食を取った「鴨川オーシャンパーク」から千葉県の南端の野島崎を経由して、今向かっている「保田小学校」までの約80kmの距離に、なんと9つもの道の駅があり、平均すると10km走る度に道の駅という頻度は、全国でも例を見ないのではないか。
何故これだけ多くの道の駅があるのかを考えてみた。大都会から週末のドライブや1泊2日の小旅行、それにサーフィンエリア、別荘エリアもあり、夏は海水浴客もいるのだろう。それでクルマの数がかなり多くなり、客も多いのだろう。そう結論付けた。
日が落ちてからやっと、道の駅「保田小学校」に到着した。
道の駅の建物に、この季節ならではの電飾が付けられており、正面が旧校舎で、横が旧体育館だと分かった。旧校舎の中には教室らしい部屋が見えた。
そこのスタッフに尋ねたところ、2階が宿泊できるとのことだった。「ジル」に戻ってから気付いたのだが、宿泊が出来るのであれば、風呂があるのだろう。それに入れるのかどうか、聞けばよかったと。
夕食は、レンチンご飯にインスタント味噌汁、サバの缶詰とシジミの佃煮で、食後はみかんに、コーヒー。相変わらずの内容だ。レパートリーが欲しい。旅が終わったら、妻に教えてもらうことにしよう。
今日のコースを振り返ると、房総半島の南半分の海岸沿いを走り、所々の名所に立ち寄るような一日で、車中泊する場所に到着したのは日没後。体力的にちょっと無理をした一日だった気がする。
そのような内容の「旅のメモ」を書き終わった後に考えた明日の予定は、以前から行ってみたいと思っていた富津岬、そして東京湾アクアラインを走って、途中の「海ほたるPA」に寄ることだ。そして、R1に抜けて、自宅に戻ることができるのならば、そうしようと思いながら、冬用のパジャマに着替えて、バンクベッドの布団の中に入り込んだ。