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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
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悠々日和キャンピングカーの旅:⑧霞ヶ浦・房総半島(茨城千葉)

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 九十九里ビーチラインに出てから南下したが、すぐに、海側に展望塔が見えたので立ち寄った。そこは海に沿った全長約4kmの「蓮沼海浜公園」だ。
 まだ時間も早く、小雨が降っているためか、クルマが停まっていないガランとした駐車場に「ジル」を停めて、展望台に向かった。小雨は降っているが、九十九里浜を高い場所から眺めるためで、ところが、展望台はメンテナンス中で登ることができなかった。三度起きたことは四度も起きてしまった。
 朝からの小雨のみならず、展望台にも登れず、今日は出足からくじかれてしまい、南房の旅に期待する気持ちが少し萎えてゆくのを感じた。

 九十九里ビーチラインから海岸線に最も近い九十九里有料道路に入った。
 私のお気に入りの静岡県西部にある浜名バイパス(R1)は、浜松から浜名湖の南端を通過し、愛知県との県境の潮見坂までの制限時速km/hの道路で、車窓に遠州灘を見ながらの快適なドライブができる。この九十九里有料道路からは、それ以上のことを期待したが、今日は雨、車窓風景はぼんやりしている。期待した気持ちが半分以下になってしまった。
 かなり走ったあたりに料金所があり、後続車がいないことを確認して、窓口の人に、砂浜の写真を撮りたい旨を伝えると、白里ICあたりにある数台の車が停められるスペースを教えてもらった。
 雨が降る砂浜を見ながら暫く走ると、白里ICから出た海側に100台以上は停められそうなスペースが見えたが下りず、教えて頂いた場所を探しながら先に進んだが見当たらず、このICで下りて砂浜に行った方が良かったのではと、そんなことを考えているうちに、有料道路の南端に至り、そこにあったパーキングエリアに立ち寄るも、見えたのは河口の風景で、砂浜の写真は撮れなかった。
 晴れた日の美しい九十九里浜の風景を見たいため、いつの日か、もう一度、来ることに決めた。
 その時は、パラモーターの機材一式を持参して、海岸線を空から見ることにしたい。ただし、成田空港の空路に影響しそうなので、地元のフライヤーに飛行範囲と高度を確認する必要あり。