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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
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悠々日和キャンピングカーの旅:⑧霞ヶ浦・房総半島(茨城千葉)

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 ショップはまだ開いていたので、夕食の副菜用に「いかうに」を買った。
 夕食は、まだ食べ切れていない鮒の甘露煮やしじみの佃煮を主菜に、レンチンご飯に、いかうにを載せて頂いた。デザートは、この季節らしくお汁粉を食べた後に、コーヒーで締めた。

 夕食後は今日のまとめの時間だ。ロードマップに、今日走った道をラインマーカーでトレースしながらパソコンで「旅のメモ」を書いていたとき、大きな忘れ物をしたことに気付いた。それは、銚子電鉄の電車と駅、そして外川(とかわ)の街並みを見ることだった。

 TVの旅番組やローカル鉄道の番組でよく見る銚子電鉄、それに少し前に再放送されていたNHKの朝ドラの「澪つくし」の舞台の外川、それらを実際に見たいと思っていたが、すっかり忘れていた。そうなってしまったのは、犬吠埼灯台から見えた広大な太平洋なのだろう。その後に見た西側の景色の中に、あったはずの銚子電鉄や外川の街並みを見落としていた。

 この旅が終わったずっと後にBS11で放送された「私たち鉄印帳はじめます。※」が面白く、それを見た妻は、「私はローカル鉄道に乗って鉄印を集めるから、ジルで並走してね」と告げられた。千葉県を再び旅をする際は、銚子電鉄の始発駅の銚子で妻と別れて、終着駅の外川で妻を迎えて、そのあと、外川の町を散策するような旅になるのだろう。(※ 放送期間:2021.10.5~2022.9.27)

 「旅のメモ」を書き終わった後、急に眠気に襲われ、バンクベッドに上がった。