悠々日和キャンピングカーの旅:④岐阜県東濃の旅(明智、岩村)
■キャンピングカーに乗るには“覚悟”が必要?
2019年11月にキャンピングカーを購入してからの事を思い出してみると、当時はまだ仕事をしていたが、それでも休日や有休休暇を利用して、毎月、少なくとも1回は旅に出たいと思っていた。その結果は次のとおりだ。
・妻とふたりで行った「伊豆半島の旅」は11月
・ひとり旅の「朝霧高原と富士五湖の旅」は12月
・2020年が明けたその日から、ひとりで「愛知県渥美半島の伊良湖岬の旅」
クリアしなかったら、何かがどうかなるといったものではないが、キャンピングカーで、ちょっとでもどこかへ行きたい、いや、行かねば、そんな気持ちだった。
「キャンピングカーの旅」を楽しむのはもちろんだが、キャンピングカーの装備類の何が十分で、何が不安なのかを見極め、それにどうやって対処すれば良いのか、今後の長旅に向けて、その答えを探していたようだ。
キャンピングカーは一般的なクルマと違い、やはり特別なクルマだが、マイカーには違いない。ところが、それに乗るだけなのに、何かしらの“覚悟”が必要になる。それは、キャンピングカーならではの“車中泊”が加わるためで、それなりの準備はするのだが、以下の3つのことが大きな不安になっていた。
①サブバッテリーの充電残量はいつまで十分なのだろうか(家電はいつまで使える)?
⇒電源集中スイッチパネルのボタンを押すと、充電残量は緑か赤のランプが点灯して定性的には分かるのだが、定量的には分からないことから、いつ切れるのかと充電残量に不安がある。
②宿泊場所は本当に大丈夫なのだろうか?
⇒主に道の駅を利用しているのだが、それでも漠然とした不安があった。場数を踏むことで、次第に慣れつつある状況なのだが。
③タイヤはバーストしないだろうか?
⇒車重約3トンのキャンピングカーの事故の主な原因はタイヤのバーストだと聞いている。そのため、適正な空気圧の管理が必要になり、旅に出る前には必ず、GS(ガソリンスタンド)で空気圧を適正化しているが、旅の途中での管理は出来ていない。
今現在は、それなりの答えを持っているが、その頃は、漠然とした不安を打ち消すことも出来ず、そのために場数を踏んで、経験則を身に付けたいと思って、少しでも長く、キャンピングカーのハンドルを握っていた。