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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
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軽便鉄道「駿遠線」復活物語

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■執筆後記
 この物語を最初に執筆したのは約10年前だが、今回、novelistへの投稿に向けて読み直している内に、大幅な改稿に至ってしまった。しかしながら、その作業中はずっと、夢や思いが更に広がり、まるで軽便鉄道のジオラマを製作しているような気持ちになっていることに気付いた。PCゲームの感覚ならば、レトロな「まちづくりゲーム」といったところか。
 10年前、「軽便鉄道」の記事を書くために、駿遠線の取材をしたときのこと。「駿遠線の復活」の話に触れると、面白いことに、いきなり話が盛り上がってしまう。“夢をもう一度”なのか、“心から軽便が好き”なのか、話が尽きなかったことを思い出す。
 袋井市の市民全員が軽便鉄道の復活を夢見て、夢を持ち続けて、夢をかなえる計画を作れば、何か具体的なことが始まるかもしれない。そんな予感がする。但し、法律をきちんと勉強しなくてはいけませんが。

■袋井市のH市長への提案(これは実話です)
 「新しいビジネスモデルを含む市民全員参加型の町おこし」の物語を、筆者が住んでいる地区の市議会議員同席の下、市長へ提案した。
 実際に成功した地方の路線もあり(いすみ鉄道、富山ライトレール)、ビジネスチャンスが盛り沢山の「駿遠線復活物語」の実現性について、“ひょっとして”との気持ちを抱きつつ、市役所の市長室に向かった。
 約束の面談時間は名刺交換から始まり、物語を書くに至った経緯、および物語のあらすじを紹介させて頂いた。市長との会話は始終笑顔で、気が付けば、面談時間が終わっていた。
 数日後、市長から、思いの外、嬉しい内容のメールを頂いた。
 ・初めてお目にかかったのに、たいへん楽しいお話を聞かせて頂いて幸せな気分でした。
 ・世の中には、色々な人がいるものだと改めて思いました。
 ・夢を語っているうちに、それが現実のものになることはたくさんあると思います。
 ・またお会いできますことを!