左端から見れば全部右寄り Part 8
10.『マジ中華』と『国防動員法』
先日、『マツコの知らない世界』と言う番組で『マジ中華』の特集を見ました。
中国の現体制に対しては批判的な私ですが、中国の文化そのものは嫌いではありません、三国志は三回通読しましたし、中華料理も好きです。
『マジ中華』と言うのは『日本人向けにアレンジされた料理ではなく、本場そのものの中華料理』と言う意味らしく、正直、興味がありました。
番組で紹介された料理の数々は『う~んちょっと無理かな』から『これは美味そう』まであり、興味深く見ました。
ですが。
同時にちょっと背筋が寒くなる思いもしました。
『マジ中華』の店を訪れるのは中国人だけというわけではないのでしょうが、番組で紹介された店では日本語メニューなどはなく全て中国語表記、同じ漢字文化を有していても日本人にはどんな料理なのか理解できないものも多かったようです、やはり在日中国人向け、と言う部分が大きいのではないでしょうか、それで商売になるんですね。
現在、日本に住んでいる中国人の数は80万人ほどだそうです、人口比率ならば0.6%程度ですが、それでも商売になると言う事は、祖国に対する思いの強さを感じずにはいられません。
祖国の風土や文化への想いならば、それはそれで尊重すべきと思いますが、私の頭をよぎって、背筋を寒からしめたのは『国防動員法』なのです。
『国防動員法』とは? ウィキペディアから引用してみましょう。
• 中国国内で有事が発生した際に、全国人民代表大会常務委員会の決定の下、動員令が発令される
• 国防義務の対象者は、18歳から60歳の男性と18歳から55歳の女性[1]
• 国務院、中央軍事委員会が動員工作を指導する
• 個人や組織が持つ物資や生産設備は必要に応じて徴用される
• 有事の際は、交通、金融、マスコミ、医療機関は必要に応じて政府や軍が管理する。また、中国国内に進出している外資系企業もその対象となる
• 国防の義務を履行せず、また拒否する者は、罰金または、刑事責任に問われることもある
ここで補足しておかなくてはいけないのは、『国防義務の対象者は、18歳から60歳の男性と18歳から55歳の女性』と言う部分で、これには国外在住者も含まれます、いや在住者だけでなく観光客などまで含まれます。
つまり、政府が『有事だ!』と一声かければ、その瞬間に日本にいる18歳から60歳の男性と18歳から55歳の女性すべてが兵士や工作員と化す、と言う事です。
『拒否すれば罰金または刑事責任に問われることもある』とされていますから、仮に日本に馴染んでいて反日感情を抱いていないような人でも従わざるを得ません。
おそらくは扇動役、監視役、指揮役などは既に日本人に紛れて住んでいるでしょう。
マツコさんの番組で紹介された店は新大久保と池袋に集中していましたから、その辺りには在日中国人が多い、と言う事なのでしょう、『マジ中華』の店が成立するほどに。
だとしたら……。
仮に中国が沖縄に侵攻してきたとします、当然日本としては応戦します。
その時、新宿や池袋で同時多発的に日本人を人質に取られ『抵抗をやめよ』と言われたら? そもそも喋らない限り見分けは付きにくいですから潜入するのも簡単ですよね。
これは既に日本が抱えている危機です、『有事』の際、外敵のみならず身中の敵とも戦わねばならないのです。
政府が国防動員法を知らないわけはありませんが、むしろ中国に対してはビザの発給条件を緩めるなど、対策を取るどころか相手に塩を送るようなことをしているのはどうしてなのでしょう?
それどころか『多様性』とか言うキーワードを振り回して移民を増やそうとしたり、訳の分からない新興の大学が大量に留学生を受け入れて、その大半が行方不明になるなどと言う事すら起こっています。
平和ボケもいい加減にしておかないと『有事』の際に、映画『エイリアン』のように内側から食い破られるかも知れません。
どうも政府は中国に対して及び腰ですし、財界はチャイナマネーに目がくらんで危機が見えていないようです。
国民を守るには国民が目を覚まして危機感を抱かないと無理なようですね。
ロシアは力任せにウクライナを侵略しようとして失敗していますが、中国はもっと用意周到です、軍事力そのものもロシアを上回りますし、脅威のレベルとしては遥かに上かも知れませんよ。
作品名:左端から見れば全部右寄り Part 8 作家名:ST