左端から見れば全部右寄り Part 8
化石燃料や原子力に頼ることを止めて自然エネルギーだけで産業も暮らしも成り立つならばそれに越したことはありません。
どちらもいつか実現できたならば素晴らしいと思います。
ですが、あまりにも現実的じゃありません。
覇権主義の国はロシアだけじゃないことは誰でも知っていることです、日本は70年以上にわたって平和であり続けているので「侵略されるかもしれない」と言う事がピンと来ていなかったかもしれませんが、実際にあり得ることだとやっと気づいた、あるいは気づきかけているんです、そのことを不都合だと考える政治家が日本にて、マスコミもそう刷り込もうとしているならば、それは危険極まりないことだと思います。
エネルギーの問題もそうです、化石燃料はいつか枯渇しますし、原子力はひとたび事故を起こせば甚大な被害をもたらします、ですから自然エネルギーを活用する研究は続けていく必要はありますが、現段階では、ベストではないにせよベターな手段を考えて行かなくてはいけません。
今更電気も燃料もない自給自足の生活に戻れるわけじゃないですし、産業なしで文化的な生活は送れませんからね。
もうね、究極的に言ったら人類が地球上に生息していることが間違いの元なのですよ、人類がいなければ戦争も環境破壊も起こりません。
だったら滅亡しますか? それがベストかもしれませんよ? 私は御免ですのでベターな方を選びますけどね。
作品名:左端から見れば全部右寄り Part 8 作家名:ST