ドクター・ヤブ田の、らくらく医学講座
依存症
Wikipediaに「依存症」の定義が書いてあった。
「依存症(いそんしょう、いぞんしょう)とは、WHOの専門部会が提唱した概念で、精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める抑えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的・身体的症状を生じる精神的・身体的・行動的状態のことである」
あまりよくわからなかったが、要するに、いつも何か決まったものを摂取したり、決まったことをやらないと、気持ちが落ち着かない状態のことらしい。
あるアンケート調査によると、
〈毎日これをやらないと落ち着かないものがある〉
と答えた人は八〇%もいるそうだ。
しかし、毎日メシを食わないと落ち着かない人は八〇%を越えるだろう。
メシは食べないと落ち着かないだけでなく、生命に関わるからなるべく食べたほうがよい。
作品名:ドクター・ヤブ田の、らくらく医学講座 作家名:ヤブ田玄白