ドクター・ヤブ田の、らくらく医学講座
加齢臭
インターネットのWikipediaによれば、
「加齢臭」とは中高年特有の体臭のことで、その原因は不飽和アルデヒドの2―ノネナールという物質である。
資生堂研究所の研究成果ということだ。
自分の体や衣服から、ローソク、チーズ、古本のような臭いが一つでもしたら、加齢臭と考えて間違いない、と書かれている。
加齢臭は病気ではないが、人に不快な思いをさせる意味では病気以上のものがある。
私にとっても加齢臭は深刻な問題だ。
私に加齢臭があるという意味ではなく、私の周囲にいる加齢臭の人たちから迷惑を蒙っているためである。
彼らにその自覚がまったくないのは不思議だ。
自分に自信を持ちすぎるのも困ったものである。
まさか、加齢臭のことを「カレーの匂い」と思ってはいないだろうが、もっと真剣に考えてもらいたい。
作品名:ドクター・ヤブ田の、らくらく医学講座 作家名:ヤブ田玄白