端数報告2
が、とにかく『警視庁重大事件100』。これを書いたのはできるやつだが、それにしてもなんでこんな。
あらためて言うが、こいつのやっていることは警察への裏切りだ。他の本で何を書こうとこいつの自由だろうけど、なぜこの本でこれをやる。
警視庁の協力で出す〈警察官の闘いと誇りの軌跡〉という本の記述がこれでいいのか。
良くないだろう。やっぱりGHQ実験説を信じてて、だから平沢を犯人としたくないのかもしれない。警視庁の官僚達までみんなその調子なのかもしれず、だから裏切りにならないのかもしれないが、しかしせめてもう少し灰色に書いて良さそうなもんじゃないのか。
おれはそう思う。というところで気になるのが〈監修・佐々淳行〉だが――というところで前回終わったわけだけれども、しかし今回、同じここまで来るだけでこんなに長くなってしまった。
というわけで、すみませんけどまたここで終わりです。よければこんなのも読んでみてちょ。
セントエルモの灯
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