左端から見れば全部右寄り Part-5
8.バイデン大統領……。
バイデン氏がアメリカ大統領に就任しました。
私の感覚では『就任してしまいました』です。
あれだけ疑惑まみれの選挙で選ばれた大統領です。
私の感覚では『担ぎ上げられた大統領』です。
『バイデン大統領、健康問題で辞任、カマラ・ハリス副大統領が大統領就任』までセットになってるかも。
日本がまず心配しなければならないのは尖閣です。
バイデン政権は中国に対して融和的な態度を取るでしょう、そもそも米民主党は融和路線ですし、それは間違いありません。
『融和的』などと言う穏便な表現で済む範囲内なら不幸中の幸いですが……。
トランプ氏は『尖閣は日本の領土だ』と明確に発言していましたが、バイデン氏はだんまりを決め込むでしょうね。
そもそも米民主党は尖閣に興味がありません、オバマ政権時にそれは証明されていますし、バイデン氏はオバマ政権の副大統領だったのです。
そして、バイデン氏は民主党内で候補争いをしたサンダース氏の応援を受けています、サンダース氏は『アメリカ軍をアメリカの防衛以外には行使してはならない』主義です。
それを裏付けるように、中国は尖閣諸島を『監視』する海警に武器の使用を認めました、それも1月20日から……つまりバイデン政権が成立したら即座に、ですね。
こういった状況ですので、尖閣は日本が自ら守らねばなりませんが、肝心の日本政府は媚中派の二階氏が牛耳っている状態……お先真っ暗です。
中国の狙いは尖閣だけではありません、台湾にも狙いを定めています。
トランプ政権末期にポンペイオ氏は台湾との公的接触の制限を廃止すると発表しました。
つまり、アメリカも台湾が狙われていると考えていて、先手を打ったわけです。
バイデン政権がこの制限を復活させるならば、親中ぶりがあぶり出される構図を作り出したわけです……もしそうなってもマスコミは『報道しない権利』を駆使して隠そうとするでしょうが……。
マスコミが報道しないことを広く知らしめるのはネットの力ですが、1月6日の議会乱入騒ぎの後、ツイッターなどのSNSからトランプ氏が締め出される事態が起こりました。
つまり、ネットにもバイアスが掛けられる可能性があると言うことです。
まず尖閣、次に台湾、その次は……沖縄が危機に曝されている、と私は考えています。
それとも北海道が先かな?
作品名:左端から見れば全部右寄り Part-5 作家名:ST