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日記③

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2020.12.26

不安が渦巻く。川崎の飲食店の正社員の書類選考が通過した。面接が受かるかは分からないけれど、親は引越しも働くことも大反対。
私も精神的に安定していない中で5時~20時の週5日の仕事なんて無謀だと思う。
確かに、今のグルホに引っ越したときですら、療養の身で何もしていない中でありながら、鬱が酷くなり何も手につかなくなり母が身辺介護をしてくれているのを動けないまま眺めながらぽろぽろ泣いていたりした。
地元から1時間30分近く、バス含め乗り換え2回ある場所に越すとなれば希死念慮に襲われ衝動的になった時、確実にもうたすかることは無いだろうし、酷い鬱になった時、精神的回復も見込めないと思う。ハイリスクハイリターンどころの話ではない。リスクしかないかもしれない。けれど変わるきっかけになるかもしれない。失敗ばかりを想定していては行動など起こせない。親の心配する気持ちも強くわかる。
何度となく自殺未遂、行き過ぎた自傷行為による救急利用、閉鎖病棟入院、そんな安定しない娘がお金もなく精神的に安定を見せてる訳でもないのにいきなり正社員で地元を出てしまうというのは、自分が親だとしたら反対する。一縷の望みと自分を信じる(いつも無駄に自信だけはある。能力の把握が出来ていないからかもしれない)力だけはある私は、いつも親の言うことを聞かないけど、書類選考が通った喜び半分、安定を求めて親の言うことを聞いた方がいいのだろうかという気持ち半分。面接には本気で望むけど。

人生に正解はないけれど、今は何を選択するのが今後の自分を二重の意味で生かせるか、分かり兼ねる。


作品名:日記③ 作家名:sor