ヤクザ、VRゲームにハマる!
「念のために他のプレイヤーが来たら見えない様な魔法がしたらいい」
清一
「とりあえずやってから考えよう」
滑り台を作る過程は省略
------------------------- 第28部分開始 -------------------------
【サブタイトル】
武器さがし
【本文】
結論からいうとナギは来なかった。ビーチの存在に気付いてくれない。新聞広告でもやらないと、気付かないだろう。
3人はやり方を変えた。
ビーチの文字をナギ以外にも見える様にし、「なんたこの文字列?」という疑問与えて、ネット上の七不思議みたいな噂が広まるのを待って、ナギが釣れる、確率を増やす。
やってみたが、人生そんなにあまくなかった
物事は上手くいかないものだ
ナギの存在を一旦忘れた3人
その瞬間、マサシの気持ち悪い動画が頭を過ぎった。3人とも、記憶を共有している様なものであり、気持ち悪い感情を相手に伝達してしまう。、それは清一のゴーストがやってることなのだが、3人は嫌悪感を伝え合ってしまい、嫌悪を忘れられない。意識せずとも気持ち悪感覚がエスカレートしていく
ゴーストのイタズラか、3人は次第に嘔吐したくなってきた
(>《》<*)お〜〜ヱ
(>《》<*)お〜〜ヱ
(>《》<*)お〜〜ヱ
たまらず三人はログアウトしようとした。しかし、ゴーストは、呪縛の魔法を使いこなす程に進化していて、3人を離さない。
ゲームなので吐瀉物はない。しかし、嘔吐祭りは野次馬をビーチに寄せ付ける効果があり、みんな宣伝し続けてくれた。
翌日テレビのニュースで嘔吐珍事件、というテーマで3人の特集が組まれた。
世界中に発信され、野次馬がわんさかで、
その中にはナギが居てくれればいいのだが……
〜ナギ視点〜
嘔吐してる現場は見てないのだけど。
滑り台から見下ろした時に見える文字についてテレビで特集してたから、見た
あれは多分私に宛てたメッセージだと思うのだけど、だとしたら、あれを書いたのは寺井のおっちゃん……かな
秘密基地は
ナギも思い出せない。
ナギは秘密基地を探しに行った
ナギはその場所で武器を見つけた
恐ろしくなった
記憶の中にある綺麗な思い出が汚された気がして、
見なかったことにした。
ビーチにて、秘密基地の存在は告げない
さようなら
ナギ視点2 次のページにしたい
一晩経ち、ナギは冷静になっていた。寺井は国に命を狙われてる立場で、戦うなら、あの武器は必要なのかもしれない。
でも戦えば敵も死んでしまう。やはり、何もしない方がいい
監察官
「見たよ、あのメッセージ」
監察官はナギを見張っている存在で
監察官
「だから、君の後をつけて、秘密基地から武器を没収しておいたよ、」
~あるハッカーの弟の視点~
この男は以前にナギをレイプしようとし、でも間違って寺井をレイプしてしまった。 【サブタイトル、、水着の美女集団を見ていた寺井を参照】
男は自分を騙したナギと寺井を逆恨みしていた。殺してやりたいと、常日頃思っていた。
そんな男の元に
政府による人口削減政策の陰謀について、聞いてくるプレイヤーがいた。
なんて、、面倒なやつだ。ウザイやつ。、と思ってログアウトしようかと思ったら有力情報にカネをくれるらしい。
そのプレイヤーが、求めていたのが噂の出処だった。人口削減の説が生まれた大元を知りたがっていた。
俺は適当な事、教えて、アイツを教えたんだ。
いつも、陰謀陰謀うるさいやつで、目障りだったから、サイトのアドレス教えたんだ。
まあ、そのウザイ奴のお陰で麻薬を買うカネが手に入った訳だし、許すけどね
〜清一の視点〜
清一はブログ宛に来たメッセージを見て、その人に問いかけた。
「被害者がいるから噂を調査してるのだよね」
「被害があるとしたら、まずは警察に届けるはず。もしかして、やましいことがあるから、自分で調べてるの? たとえば魔法のマントを奪う闇ビジネスをしているとか?」
~調査をしていた男の視点~
ブログ主の考察は正解だった。俺は平井組の隠密兵士、マサシ様の忠実な部下だ。俺たちは、VRに接続して、プレイヤーキラーをして、魔法のマント時価1000万を略奪していた。順調に仕事をしてた。けどVRをやればやるほど兵士が死んでしまった。死んだ兵士は必ず頭部が焼けゴケていて、マサシ様はヘルメットが人工知能を持っていて悪人を裁いている。と、おっしゃった。マサシ様は人工知能に勝つ、とおっしゃっられた。近いうち機械が戦争を仕掛けていくるからと、備えが必 要だとおっしゃられ、我々
兵士は、古今東西から多様な武器を仕入れて、山の別荘に隠した。
過去の先人たちの戦争の記録を紐解くと、敵が攻めてきたら、見晴らしの良い高い所で籠城するのが、地の利を活かしていて有利に闘いを進められる。とマサシ様は仰ったので、我々兵士はそれらを地下に隠した。地下は隠し階段になっていて、その扉を開けるには、床を破壊しなければいけない。
~システム管理者~
「そう言えば、マサシさんを捜索してた際に、貴方にウイルス付きのデータを渡したのだけど」
システム管理者は以前に平井組にウイルスを送り込み平井組のパソコンを解析していた。
「ロシア辺から核ミサイルを取引しようとしてた形跡があったのだけど。あと戦闘機も」
寺井
「そんなもの何処に隠すのだよ、」
システム管理者
「ほら、あの別荘でマサシさんは、ずっと宅配ピザで生活してたでしょう。ずっと、貴方に追われてて避難場所にしたのだから、自分を守る為の場所として、武器隠すんじゃない?、私なら避難場所に籠城して敵を迎撃するのだけど
寺井
「あの場所からは何も見つからなかったし、政府の人口削減政策知ってますよアピールして、襲撃受けてボロボロになったから、行っても瓦礫しか見つからないよ? いや、まてよ、人口削減政策してたのだから、マサシもそれで殺された可能性がある。殺人が起こった現場を必要以上に政府が掃除したとして、ピザの記念品なんかマサシが大事に、するわけがないから持って逃げない、失踪して生きてるなら記念品なんて残ってていいのに、」
清一「武器が隠されていたとして、政府が、持って行ったかもしれないから」
寺井は確信した。マサシのような陰湿な奴が武器を持たずに潜伏するはずがない。誰かに武器が見つかる様な下手をするような奴が平井組を裏で操るような器用な事できるはずない。きっとあの別荘のどこかに武器が隠されていだ!
ようやくゴールにたどり着いた。
これで寺井は日本に戻る決意をする。
師匠を、あごでつかうとか、まして武器という危険物を取に行かせるとか、そんな無礼な事は寺井にはできません
~寺井、日本に帰還す~
寺井は普通に飛行機に乗った。マリファナで稼いた蓄えがあるし、整形もしたし、どこからどう見てもアルゼンチン人にしか見えない。
アルゼンチン寺井がマサシが死んだとされる別荘に到着し
瓦礫を撤去
床下が政府の攻撃で破壊されていて、
地下のフロアが見える
作品名:ヤクザ、VRゲームにハマる! 作家名:西中