実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意
「ねえ、精神鑑定にかけられた事ある?」
「ありますよ」
「え! あるんだ。実は僕も精神鑑定にかけられるって言われたんだけれど、俺、これからどうなるんだろう?」
「まあ俺に言わせれば精神鑑定って言うけど、20分か30分ぐらいの質問で何が分かるんだろうって感じかな。
でも鑑定結果が出るまでに1か月ぐらいかかりますよ。
それから裁判になって、判決が出るまで早くて2か月、だから少なくとも3か月先ですね。
執行猶予で釈放されるのは。長いと6か月ぐらいかかるかもしれないなぁ」
目の前から太陽の光が消えたような感覚を覚えました。
私は6か月拘束されることを覚悟しなければなりません。
毎日がとても長く感じる退屈な日々が6か月も続くのか!
憂鬱、倦怠、私の周りに充満していた感情が発酵を始めてきました。
そして気付いたのです!
私を精神鑑定にかけるという本当の意味が!
私の喉元には匕首(あいくち)が突きつけられていたのです。
これは明らかなる脅迫だ!
だって、そうでしょう。私は全く精神に異常はきたしておりません。
なのに精神鑑定を行う本当の意味は?
俺をニセの精神鑑定で、統合失調症等の精神異常者にするつもりなのだ。
作品名:実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意 作家名:匿名希望