実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意
また彼は、とにかくいびきが巨大なので、余りにもいびきが大きいときは、彼の顔の位置を私が動かしていることを、ハンチョウの前で言うと、
優しい番長は「OK。それぐらい良いですよ」と言ってくれたのですが、
それを聞いていたハンチョウから
「それをするとトラブルの元になるので、貴方(筆者のこと)は、彼の隣に寝るのではなくて、間に1人入れて間隔を空けて寝て下さい」
と強く進言されたことがありました。
その時は分からなかったのですが、手記を書いている今、思いおこしてみれば優しい番長が優しさを保っていられるのは精神安定剤のおかげだったのかもしれません。
ですから彼がいつ狂暴になるか予測がつかないので、私が優しく見える番長を刺激することは極力避けるようにといった配慮を、ハンチョウはして下さっていたのだと思います。
こうして、この3人での共同生活が始まります。
お互いに気を使い合って、励まし合って生きていかなければなりません。
人を想う心。人を気遣う心。それこそがこの難局に立ち向かう拠り所です。
いかに警察権力が卑劣な手段を使って私を脅迫して来ようとも、強く折れない心に勝るものはありません。それが私の信念でした。
私が得た感覚では、執行猶予中に再び犯罪を犯した優しい番長は、もう実刑が確定しているように見えました。弁護士の先生からも
「今度は長くなりそうですね」
と、言われているとのこと。
これに対し私や新入りさんは罪状が軽微ですから、それほど長い期間は拘束されないでしょう。
作品名:実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意 作家名:匿名希望