実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意
「それしかないでしょう」
「いや。親には逮捕されたことを知られたくないなぁ」
「ですから、その点も弁護士の先生に聞いてみて下さい。確率の問題として身元引受人がいた方が釈放されやすいのかどうかを」
彼は頭を抱え込んでしまいました。よほど親には逮捕されたことを知られたくなかったのでしょうね。
「えっと・・・話を続けていいですか」
「はい……」
「後、弁護士費用をどうするのかという問題がありますね。
私選弁護士を選ぶと、30万円から50万円ぐらいの費用を自分で払わなければなりません。
国選なら国が費用を負担してくれます」
「当然、国選がいいですね」
「そうですか……。でも国選弁護士はもらえる収入が安いので、仕事が粗くなる場合がありますよ。私選なら、もらえる収入が高いのでシッカリ仕事をしてくれます」
「いえ、僕はお金がないので国選がいいです」
そんな話をしていると、警察官が彼を呼びに来ました。当番弁護士の先生が来ていると。
「今まで話したこと、理解できてますか? 量刑相場、身元引受人の必要性と確率。これをキチンと聞いてきて下さいね」
私はそう言って彼を送り出しました。
作品名:実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意 作家名:匿名希望