小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

INDEX|75ページ/130ページ|

次のページ前のページ
 

 毎晩、優しい番長は、寝る前に沢山の飲み薬をもらいます。

 その時、私は、優しい番長に順番を譲って、いつも自分が後から睡眠導入薬をもらうようにしていました。

 そして、第2班が勤務についていたとき、優しい番長が沢山の飲み薬をもらって飲んでいて、私が順番を待っていたとき、第2班の「ハンチョウ」が、人が出入りするための大きな扉を、ワザワザ開けて、私に睡眠導入薬を差し入れて下さったことが、たった1度だけですが、あったのです。

 人が出入りすることが出来る大きな扉を開けてしまえば、場合によっては留置人が、そこから逃げ出そうとするかもしれません。

 その扉をワザワザ開けてくれたということは、第2班の「ハンチョウ」が、私のことを信頼してくれていたからではないでしょうか?


「俺、彼女がいるから。彼女にエロ本を差し入れてもらおうかなぁ」

 優しい番長はちょっと得意そうです。

「いやぁ。彼女にエロ本はちょっとマズいでしょう」

 私が応えます。彼も本気で言っているのではなく『彼女がいる』ってことを強調したかったのだとは思いますが。

 すると新入りさんから驚きの発言が……

「僕ね。アダルト男優やったことがあるんですよ。4、5回だけですけどね」

「え??? マジで! 度胸あるなぁ。どうやって男優になれたの」

 私の問いかけに、カタブツなアダルト男優が応えてくれました。