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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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2回目にお風呂に入ったときは、新入りさんがパートナーでした。

 新入りさんにとっては初めての入浴だったので、彼は身体を軽く洗うという事をしないで、いきなり湯船につかったのです。

 10分間経つと、係りの警察官が知らせてくれます。

「残り10分です」

 私が交代して湯船につかる時間です。

「わあ〜! 何なんだ! これは!」

 私は悲痛な叫び声をあげてしまいました。


 新入りさんが湯船を振り返ります。

 嫌悪感が浮かび上がって狂ってしまわざるを得ないような、大量の垢が湯船に浮かんでいました。

 新入りさんは反射的に自分の持っていた洗面器で、湯船の上水を大きな水音をたてながら、すくい取っていきます。

 あっと言う間にお湯は綺麗になりました。


 こういうところ、新入りさんは誠実な男だと感じました。



さて話を、新入りさんが入ってきた時に戻します。

「風呂からあがったら、下着や服はどうするのですか」

「留置場を担当する警察官の方が洗濯し用意してくれた下着やジャージに着替えます。脱いだ服は警察官が洗ってくれますよ。貴方、タバコは吸わないのですか」

「はい、吸いません」

「そうですか。それは良かったです。僕も吸いませんが。今は昔と違って、留置場ではタバコは吸えないのですよ。ですからヘビースモーカーの人なんかは慣れるまで、かなり辛いらしいですよ。」