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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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でも、そうかもしれないと考えるようになったのは釈放されてから後の事です。

 私選を断られたときは、これでは自分の人権を守れないのではないかと、頭の中が真っ白になっていました。

 2号室に戻ってから、師匠や大将に私選を断られたことを告げました。

「私の場合は、警察権力と闘っていますからねぇ。弁護士の先生も私の弁護はやりたくないのでしょうね」

「いや。国選弁護士は必ず警察が付けてくれるから、そんなに心配することはないよ。だって弁護士が付かないと、あっち(警察)だって仕事を進められないんだからさ」

 大将が私を励ましてくれます。



「それから今夜、もう1人来るかもしれないから、布団は詰めて敷いといてくれってさ」

 大将の声に私が応えます。

「ここに4人で寝るんですか。窮屈になりますよね。来ないんじゃないでしょうか」

「いや、来るかもしれないっていうのは、来るってことなんだよ」

 留置場生活の長い師匠は笑っていました。

 そして午後9時、消灯の時間、私達は布団にくるまります。

 この夜から睡眠薬をもらえたのですが、軽い薬だったので、なかなか寝付くことが出来ません。

 昨夜は1時間程度しか寝てないし、今夜は熟睡できるだろうと期待していたのですが。