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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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オウム真理教がサリン事件を起こした直後、私が住んでいて銃撃されたあのアパートに、高校を出て警察学校を卒業し、警察官になったばかりの未成年の警察官がやってきたことがあります。

 私の住所・氏名・緊急連絡先等をカードに書いて下さいと言うのです。当時は、こうやってお巡りさん達が、各家庭を回ることは珍しくなかったのですよ。

 今のようにコンピューターで住民を管理することが出来ない時代でしたから。

 私はにこやかに語りかけました。

「警察って組織が、こんなに腐ってるとは貴方も警察官になるまでは、知らなかったでしょう」

お巡りさんは少し困惑した様子です。

「警察とオウム真理教は裏で繋がってるらしいのですが、このことは知っていますか」

 未成年の警察官は眉間にしわを寄せながら声を荒げます。

「一介のヒラの巡査にそんな事、分かるわけないでしょう。どうしてそんな事知っているのですか? 貴方はいったい何者なのですか」

『貴方はいったい何者なのですか』

 そう聞かれて、とても嬉しかったのを今でも鮮明に憶えています。

 まるでテレビドラマの正義のヒーローになったような気分を味わえたからです。その時は、とっさに何と答えれば良いのか言葉が見つからずに黙っていたのですが、今にして思えば……

すました顔で「ニード・ノット・トゥ・ノゥ。―知る必要のない事―」

 それから笑顔になり「僕はただのおじさんだよ」と答えていたら良かったのかもしれません(笑)。

 このときの若い巡査は、こうも言っていました。

「我々は上から言われたことを(詳細を質問することなく)黙々とやる。ただそれだけですよ」

 この一言で、警察という組織がどういう組織か、垣間見ることが出来るように思います。