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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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具体例を示しましょう。2020年3月19日付け朝日新聞のトップ記事です。

 学校法人森友学園への国有地売却に関する財務省の公文書改ざん問題で、職員だった赤木俊夫氏が自殺した事件が報道されていました。

 2017年赤木氏は上司から呼び出され、公文書から森友学園を優遇した記載の改ざんを指示されています。赤木氏は強く抵抗したが複数回改ざんを強要されたとのことです。

 訴訟を起こした原告側の遺族は、安倍晋三首相が「私や妻が関係していれば首相も国会議員も辞める」等とした国会答弁を受けて、佐川宣寿元財務省理財局長が発案し、指示を行ったと主張しています

 そして大阪地検特捜部も、赤木氏の残した手記で改ざんの経緯を把握していたにもかかわらず、佐川元理財局長ら全員を不起訴として捜査を終了していたのです。

 私は、検察官になってから後、検察の実態を知り、これが嫌で検察官を辞めて弁護士に転身した人を何人も知っています。


 これはノンキャリア組の警察官にも言えることですね。自分が警察官になってから後、初めて警察が如何に卑劣な犯罪組織かという事を知るのです。


 
2000年(平成12年)に放映されたアニメ映画・名探偵コナン[瞳の中の暗殺者]の中にも、こんな件(くだり)があります。

 白鳥刑事のセリフ 「ニード・ノット・トゥ・ノゥ。―知る必要のない事―。そう言えばお分かりでしょう?」

 それを聞いて、たじろぐ名探偵・毛利小五郎。

 江戸川コナンのセリフ (ニード・ノット・トゥ・ノゥ。―知る必要のない事―。刑事達の間で使われている隠語。この事件の犯人は警察関係者の中にいるってことか。それも、ただの関係者じゃなく警察の上層部、あるいは警察組織全体が関与しているかも知れないってことだ)

 やがて主人公・江戸川コナンの活躍により、事件は無事に解決します。

本当は高校生なのに、薬によって小学生の姿に変身させられた江戸川コナンに、歩みよった脇役がこう尋ねました。

「君は一体・・・(何者なんだ)」

 江戸川コナンはクールな表情で「ニード・ノット・トゥ・ノゥ。―知る必要のない事―」と答え、それから笑顔になり「僕はただの小学生だよ」。

 ささやかなオチをつけて、そして映画は終わります。

 子供向きの映画だからってバカにしてはいけません。子供向きの映画だからこそ、大人の事情は「忖度」しないで済む場合だってあるのです(笑)。