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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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 エレベーターの前まで行くと

「廊下の壁の方を向いて動かないで下さい」

 エレベーターに乗ると

「右の壁を向いて動かないで下さい」

 細かく行動を指示されます。もう1人の護送されている人は左の壁を向くように指示されていました。

 護送されるマイクロバスは、灰色で運転席正面以外の側面・後方の窓ガラスは外から中が見えないようになっています。護送される人のプライバシーを保護するための配慮でしょうね。

「段差に気をつけて」

 警察官は決して敵対するような態度はとらずに、むしろ我々に気を使ってくれることが多いです。これは被疑者に心を開かせて自白を導きたいからでしょう。

 マイクロバスに乗り込むと、一番後ろにはメガネをかけた20歳代前半の学業成績が良さそうな感じのいい青年が、落ち着いた態度で座っていました。

 その1つ前には、すっかり意気消沈したアジア系の外国人が。

(あれ? この2人は、いつの間にマイクロバスに乗り込んだのだろう?)

 そう思いましたが、質問できるような雰囲気ではありません。


 私は一番前の席に座るように指示されました。それから警察官が叫びます。

「バスの中では私語禁止!」