実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意
2冊の文庫本をパラパラと斜めに読んでいると、表が騒がしくなりました。
鉄格子と金網の向こう側にあるカウンター。
その前方に洗面所があって順番に4人づつ、歯を磨いています。そういえば、朝もこうやって順番に歯を磨いていましたっけ。
歯磨きの順番にはローテーションがあります。
今朝が3号室から始まった場合は、夜は4号室から始まります。明日の朝は5号室から。
1人が歯磨きを終えると、警察官が大きな声を飛ばします。
「1名、帰ります」
1人の警察官の発言に他の警察官が呼応します。
「はい、1名帰ります」
「1名、帰ります」
大きな声。まるで、やまびこのようです。
それから自分の部屋に入る前に、警察官からポケットの中をチェックされます。
おそらくこれらの行為は、留置されている沢山の人を数人の警察官で監視しないといけないので、我々に警察官の管理下に置かれていることを意識させるためにやっているのでしょうね。
こういうマニュアルを作るのは、おそらくキャリア組の警察官。彼らは人格は歪んでいてもバカではないという事です。
作品名:実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意 作家名:匿名希望