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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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 それから「被疑者供述調書」の作成が始まったのですが、警察官は私の陳述に対し反論してくるだろうという私の予想に反し、私の言い分をそのまま調書に記載してくれました。

 優しい本官さんだったので私も、つい調子にのってしまいます。


 以下の事実について、私が巡査部長に対し「取り調べ」を行い始めました。


 警官は風俗店の摘発を目こぼしする見返りに、タダでソープランド等に通っていること。

 警察は組織全体でニセの領収書を大量に作成していること。つまりノンキャリア組の警察官はキャリア組の警察官が使う金の為に公文書偽造罪という犯罪を命令で強制的にやらされていること。そこで横領した金銭は、警部以上の階級の警官達が私的に使い回していること。

(警察署員のヤミ仕事 幕田敏夫著 第三書館 14頁以下)


――ちなみに警察官の階級は下から、巡査。巡査長。巡査部長。警部補。警部。警視。警視正。警視長。警視監。そして最高位は(東京都の警察機関である警視庁の場合は)警視総監となっています――


 裏金作りのことは、(週刊プレイボーイ第38巻第17号245頁)にも書かれています。

 警察の裏金作りの一般的な手口は「情報提供謝礼」をごまかすこと。
こうやってプールされた金は、署長が栄転したりキャリア組が移動するときの餞別に使うのだそうです。

 この餞別は安いマンションが一戸買えるぐらいの金額だから、(2003年・平成15年当時の貨幣価値で)数千万円になる。他に正規の退職金も得るのだから手にする金額はスゴイ額になること。


 ≪(下っ端の警察官が)不満を表に出すことは警察では御法度。
不満を持っているという評判が立つだけで公安に目をつけられて、張り込みや行動確認されてしまう(筆者は警察官ではありませんが「監視対象者」として、同じ目に遭っています)。
それだけで昇進がストップ。
いきなり交差点で笛を吹かれたり交番勤務に降格になったりする。(中略)
そういう目にあわされたくない。だから裏金作りも拒否できない≫。
(週刊プレイボーイ第38巻第17号246頁)