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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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 これから犯罪事実について、激しい応酬になるのかと思いきや、まず私の身の上話(生い立ちや学歴等)をさせられました。これがけっこう長かったです。

 この点については、警察署員のヤミ仕事 幕田敏夫著 第三書館 240頁以下 の記述が参考になるので、これを抜粋します。

前科・逮捕歴
「前科」は、刑罰の言い渡しを受け、裁判が確定したものをいうから「死刑」「懲役」「禁錮」だけでなく、「罰金」「拘留」「科料」「執行猶予」も前科だ。
 「逮捕」は話すまでもないだろう。前科・逮捕歴についても、照会結果の回答が出ているからウソを言っても無駄。これは供述人の常習性や犯情を知ることで情状面で重要。

学歴
「学歴」は、供述人の「教養程度」「人柄」を知る参考となる。「学歴」によって話す用語も違ってくれから、言っていることは同じ意味でも言葉使いの違う調書となる。

経歴
「経歴」は、供述人のこれまでの環境・人格形成の過程、なぜ犯罪を犯すような人間になったのか、その人間の性格感情を知ることが出来て、ときには量刑に影響するから重要だ。経歴を簡単に聞いて書き終える取調官もいるが、そんな取調官は経験不足である。

収入
借金等で犯罪に関係することが多いので「不動産」や「貯金」、そして「借金」についても聞かれる。


 なお、私は収入について聞かれた記憶がありません。窃盗などの財産犯とは無関係だったので、あるいは省略されたのかもしれません。


次に鑑識課に行って顔写真や指紋・掌紋を採られました。