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実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意

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初めての経験に快感と興奮を憶え、私は冷静さを忘れてしまっている。顔から血の気が引いていく。私は拳で自らの顔面を殴りつけた。

(落ち着け。落ち着け。冷静になるんだ。余計なことはしゃべるな)

 私は自らの激情にうろたえながらも、表情はどうにか平静を装うことに努めた。


「えっと……発言を続けてもよろしいでしょうか」

「はい。どうぞ」

 ドクターは温かく応えて下さった。


「おかしい事は、それだけではありません。私が当時住んでいたアパートの大家さん、これは女性だったのですが、その人から電話があったのです。


『102号室には、どんな人が住んでいますか? 先日、浄化槽の点検をした業者の方から浄化槽の中から生理用品が出てきたって話を聞いたのですが』

 この当時101号室、201号室、202号室には独身の男性が住んでいました。生理用品が出てくるとすれば、それは102号室しか有り得なかったのです。私は答えました。

『不特定多数の若い男女が出入りしていますよ』と。

 それからしばらくして気が付くと、102号室の住人が変わっていました。そしたら大家さんが、わざわざ私のところまでやって来て、こう言うのです。



『102号室には、近くのガソリンスタンドで働いている父親とその息子2人に貸している。始めから私は、あの家族に貸していた』

 その後も機会ある度に大家さんは、『始めから、あの親子に貸していた』を、強調するようになりました。これ、明らかにおかしいですよね。