実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意
これまでは102号室に出入りしている若者達は、私を全く無視していたんですね。まるで空気と一緒です。
ところが、この出来事があってから後は、私をハッキリと意識するようになったんですよ。
ある者は敵がい心を剥き出しにして、私をにらみつけるようになりました。
またある者は、媚びるような挨拶をするようになったんですよ。
それから直径20?、厚さは8?ぐらいはあったでしょうか。缶入りのクッキーの詰め合わせをくれた人がいたんですよね。
これも明らかに異常ですよね」
発言した直後に「しまった」と思う。
自称警察官に102号室が怪しいと言ったら、102号室に出入りしている若者達の態度が豹変したという事実は、自称警察官が私の発言を102号室に伝えたという真実の告知にあたる。
警察とオウム真理教との癒着の話はしてはいけないのに、ドクターが熱心に私の話を聞いて下さるので、ついつい口が滑ってしまった。
私は、いつもは会話をするとき、相手の価値観に合わせて聞き役に回るキャラクターである。
だから他人から「貴方と話していると楽しい」と言われる事が多かった。
それは私が聞き役に徹することにより、相手の自己顕示欲を満足させていたからである。
ところが今回は、相手に気を使う必要はない。
私は思った事を遠慮することなく一方的に話すことが出来た。
他人との会話で、これだけ自分が自己顕示欲を満足させてもらえることは今まで一度もなかった。
作品名:実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意 作家名:匿名希望