実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意
私が警察に対して多大な不信感を抱いているのは、このように警察から理不尽に拉致・監禁されたことが原因となっていた。
だから本当は、こういう話もドクターに聞いてもらいたかったのだが、これらの事件の話はしなかった。
話が長くなりすぎると、聞き役に徹してくれているドクターの負担が重くなるからである。
ドクターは、ずっと聞き役に徹してくれている。
「う〜ん。なるほどねぇ」
時々、そう言って私の話に相槌をうってくれた。
人が他人の話を聞き続けることは苦痛である。
これに対して自分の話を他人が、ずっと聞き続けてくれることは快感である。
それは自己顕示欲を満足させてくれるからであろう。
私は、己の自己顕示欲を満足させてもらえて、いつにも増してじょう舌になり興奮して、まくしたてていた。
「えっと・・・何の話していましたっけ?」
ドクターはパソコンのマウスを動かして記録を読んでから答えてくれた。
「102号室がオウム真理教のアジトだった事の論証ですね」
「ああ。そうでした。
それでですね、この自称警察官に102号室の前に、しょっちゅう止まっている2台の車のナンバープレートに記載されている自動車登録番号を記載したメモを渡したんですよ。
ひょっとしたらお役にたてるかもしれませんと言って。
そしたらですね……
作品名:実話・ソープにタダで通う裏技・男にモテるキャバクラ嬢の極意 作家名:匿名希望