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一生勉強、一途に文芸道~小説と私~

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 あんな自尊心を徹底的に傷つけるようなことを並べ立てて、楽しく書けるはずがない。しかし、傷ついて腹を立てているだけで生まれるものは何もない。
 人を傷つけるような書き方しかできないのは、いかに優れた編集であろうが人間ができていないのだと思い、そこは堪忍して、彼女の言葉の底に潜む真実と教えを拾い上げることこそが必要なのだろう。
 なかなか難しい作業ではあるが、一日かけて何とか、それをやってみた。
 そこから見えてきた教訓は確かに意味はあるものなのかもしれない。
  その人がどんな気持ちであそこまでの辛口コメントを書いたのかは判らないが、まあ好意からだと信じたいし、信じた方が気が楽である。
 だが、やはり私にとっては楽しく書くことが最重要事項であるのに変わりはない。もちろん、向上心は忘れてはならないものだ。楽しく書くことと、より良い作品を書こうと願う気持ちは別ものである。
 楽しく書くということは、何も道楽で書くというのではない。真剣に楽しく書くのだ。ただ、これだけは一つ言えることは、向上心と同じくらい自尊心も書き手にとっては大切なものだということである。
 願わくば、彼女がまだ経験が短い、もしくは「作家」を夢見る若い人に感じたままの感想をダイレクトにぶつけないことを祈るのみだ。そのときは最悪、若い才能と未来、意欲を駄目にしかねない危険がある。
 恐らく、その人はそこまで気づいてはいないだろう。
 言われる側だからこそ、見えるものがある。
 もしくは、プロ級の作品の完成度を私に求めるその人と、良い作品は書きたいけれども楽しく書いていたいと願う私の気持ちのすれ違いのせいだろうか。
 相手に悪意を見てしまうほど、自分にとって不幸であり辛いことはない。今回のことは、彼女の好意と善意から発したものということにしておきたい。 
 
☆「お人好しかもしれないけど」
 たまに、「お人好しだ」と家族に言われる。ただ、その場合のお人好しというのは良い意味もむろんあるが、逆の意味も込められているときも往々にしてある。
 よく「上に何とかかづくほどのお人好し」という慣用句がある。何とかの部分に当てはまるのは「バカ」だろう。
 確か、前回、心で師匠と呼ぶ人からのあまりにも酷い言葉を投げつけられ、気持ちの持って行き場がなくて吐き出した想いをここに書いた。それが13日のことである。それが、18日にはもう、のど元過ぎれば熱さ忘れるの状態なのだから、確かに「何とかがつくお人好し」なのかもしれない。
 ただ、冷静になって考えてみる時、相手の酷評をどのように捉えるかということが大切なのだと思えてきたのは事実だ。もっと踏み込んで言うなら、相手にも落ち度はある。これは誰かに対して忠告する時、最低限のマナーを守れなかったという点だろう。
 相手に対する思いやり、もしくは配慮ができるなら、あんな言い方はしなかったはずであり、これは明らかに、その人の人間性に欠陥があるからだ。
 ただ、暴言のように聞こえる言葉の数々の底から拾い上げた「真実」だけを組み合わせると、そこには確かに「アドバイス」を見つけることはできる。
 願わくば、彼女にもう少しの分別があってくれたらとも思うが、今更の科白だ。
 もっと詰まらないのは、刃のような言葉の表面の鋭い棘だけを見つめ、それらの棘に心を不用意に傷つけられることだろう。棘は間違いなく人の心をズタズタにする。
 棘を抜くことができ、その下の真実を見抜けたなら、これ以上、棘だらけの言葉に拘っているのは愚かなことだ。
 なので、私は「アドバイス」に従って、次の行動に移ることにした。
 幸いにも、小説サイトで連載中の作品であるため、日々の更新の中で挽回するチャンスがある。「アドバイス」に従い、少し描き足してみた。
 それにしても、今回の出来事は改めて人間性というものについて考えさせられた。人並み以上に教養も学識もある人が物の言い方も知らないとは、なかなか容易には想像できない。「利口な人必ずしも人格者ならず」というのは、まさにこういうことをいうのだろう。
 物を知っていることと、性格が良いというのは必ずしも一致しないようである。
 まあ、今、ここで敢えて言うほどのことではない。世間的にいえば、そんなのは当たり前のことかもしれない。
 こんな体験をしたからこそ、思うのだ。
 「棘だらけの言葉をぶつけられて、傷だらけになって、その痛みをすぐに忘れる『お人好し』だとしても、自分が棘だらけの言葉で相手を傷つけるよりは良い」。
 あの酷い手紙を読んでも、同等の棘だらけの手紙を返せば、その時点で私は彼女と同じだけ人間を下げることになっていた。それは即ち、同じ地平で実りのない舌戦を繰り広げるだけ、俗に言う売り言葉に買い言葉になっていたろう。
 だが、敢えて何も言わないことで、私は自分の品位を守ったのかもしれない。それは言い過ぎにしても、自分を下げずに済んだことは確かだ。
 思えば、十年前も彼女が投げた棘だらけたの言葉に対して、私は同等の言葉を投げ返さなかった。
 笑われるのは承知で言うけれど、今は自分に
ーよく耐えた。
 と言うくらいは許されるのではないかと思う。
 前回から、つまらない話を延々と続けてきて、申し訳ないと思う。ここでお話しさせて戴いて、随分と心が軽くなった。
 それにしても、いつか彼女が自分の取り返しのつかないミスに気づくことはあるのだろうか。もしかしたら、その「愚かさ」について彼女に教えてあげる人がいないということそのものが彼女にとっては不幸なのかもしれないーと、考えるのは私だけなのか。 


☆「夢の叶え方」
 それにしても、こう毎日、猛暑が続くものだ。冷房の効いた部屋にいてさえ、少し動いただけで汗だくになる。ましてや、一歩外に出ようものなら、目眩がしそうなほどの強い熱気に包まれ、気が遠くなる。
 まさに、殺人的な暑さといえる。さて、ここで少し前に書いたブログ記事をご紹介したい。
皆様、こんにちは。
今日も暑いです、、、
朝イチで投稿した通り、午前中はママチャリを必死に漕いで、お盆のお供え物などを買ってきました。
娘も私も、汗だくになりました。
今日はちょっと今、考えていることについて書きたいと思います。
良かったら、話を聞いて下さいね。
私はかつて複数のサイトに登録して、あちこちで活動していました。
ブログサイト、小説サイトも合わせると、どれくらいになるんだろう、、、っていうくらい。
主要なところでは、ライブドアブログ、DHCブログ、小説サイトだと魔法のアイランドなどなど。
現在も活動している小説サイトは運営局は同じでも、複数のサイトに分かれており、かつては二つの姉妹サイトで同時に更新していました。
最盛期? は、一日にブログサイト三つつ、小説サイト三つくらいを同時更新して、普通でもブログ二つ、小説サイト二つ、掛け持ちをしていました。
二十代は自称「投稿時代」で、まだネットなんて全然知らない頃、アナログ世界で生きていました。
その頃は色んな文学賞に応募していました。
ネットで活動するようになって、そろそろ十年になります。
二十代の投稿時代にせよ、一日にたくさんのサイトで更新していた時期にせよ、