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ひなた眞白
ひなた眞白
novelistID. 49014
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そぞろゆく夜叉 探偵奇談11 前編

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「俺も同感。ただ、無視できないよな…以前の問題が深刻だっただけに。あいつ自分で解決できるならすると思うんだ。でも頼ってきてるってことは、それなりにおまえの力を必要とする事案ってことだろうし」

放ってはおけないということだろう。颯馬のような後輩にもちゃんと優しいのだから、このひとは。

「…話を聴くだけ、聴きますか。受けるかどうかはそれで判断してもいいと思います」
「そうしよう」

決まりだ。

「一之瀬にも」
「ああ、はい。俺から伝えますね」

怖がりの郁にこんな話に誘うのはどうかと思うのだが、颯馬たっての希望なのだ。




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